まさかの続編③
ついに終わった後半。
いつもと変わらない様子で教室から出てきた息子と、先生やお友達と一緒に授業の振り返り。
そのままいつも通りに教室を出て、何も文句言わずにいつも通り少し先を歩いていた息子。
どうだったかな、やっぱり怒っているのかな?と思いながら…
「頑張ったやん!お母さんアポロ(チョコ)買っといたで!後半も行くなんて思わんかったわ!!すごいやん!!お疲れさま!」と言ってアポロを出してあげました。
すると。。
こちらがびっくりするくらい
ものすごく嬉しい顔をして走り寄ってきた!!
大きい声で、
「え!?いいの!?え、いいの!?嬉しい!お母さん、大好き!!」と満面の笑みで走って来てくれました。そんなに!?というほど。
これは、アポロが嬉しかったのではないと私は思っています。もちろんアポロが大好きではあるけど。
息子はきっと、私が思うより、むしろ私以上にあの10分の短時間でものすごく悩み「よし、頑張って後半も行く」と決断したんだと思う。
何がきっかけかは、特に言わなかったし聞かなかったけど。
そして、それをお母さんが理解してくれていたんだ!と気付き、そこに喜んでくれたと思う。
そうでなければ、大好きとは言えアポロがあっただけでこんなに喜んでくれるはずないと思うから。
さらに、大喜びする息子に「すぐ食べていいよ、当たりの星☆出るかなぁ」と言って箱を開けて、手に出すと、コロリと星の形のアポロが…!
奇跡!!笑
「え…!うわぁーー!星がでたーー!僕が頑張ったから、二つ目(後半授業)もちゃんといったから、神様は見ててくれたんだね!!だから頑張ったねって星にしてくれた!!嬉しいー!頑張って良かった〜!お母さんありがとう〜!」と、大声で大喜び!!
こんな可愛い表現ができるの、もぅこれくらの歳までかなぁと思う。なんて純粋な…
頑張ったことを、頑張ったよとは言わないけれど、それを誰かが気付いてくれていたとき、とても嬉しいもんね。
息子は、家に着くまで何度も何度も
「お母さん大好き!ありがとう!」
「本当に頑張って良かった、頑張ったらちゃんと良いことがあるんだね、神様ってほんとに見てるんだね」
「僕はお母さんが頑張ったねと思ってアポロを買ってくれたのが嬉しい」と、心から喜んでくれました。
きっと、気合いで受けた授業はいつもと同じだったと思う。特別よく分かったとか、なにか収穫があったとか、そんなこははまだないはず。頑張ることが自分にプラスになったと実感したり、自分自身が成長したことを感じる、という経験は、まだ少し先だと思う。
けれど、よし、行こう!と決断したことがずいぶんな成長で、その自分の頑張りを人が気付き、褒めてくれるという経験は、子供にとってとても大切なんだなぁと。私にとっても息子にとっても、良い経験。
…かと言って。この状況が続くわけではなく。
今週は行くのか、行かないのか。笑
そこは別問題。笑
行かないというかもしれないけど、まぁそれはそれで、そのとき考えてみようと思う。
習い事というのは、習っていること以外にもたくさん学ぶ、なので、その子に合ったことを習わせてあげたいなと思う、という思い出でした。
「コンパス…
まだ英語やった方がいいと思う?」
「え?どっちでもいいんちゃう??」の図。
どうしてこんなに3部作になってしまったのか分からないほど長くなったけど、それほど、息子のこんな姿を見たことなかったから。
もうすぐ1週間たちそうだけど、あの時の息子の姿を見た感動は、少しずつ薄れていて。(3人もいるから日々いろんなことがありすぎて…)
やっぱり書いて残しておかないと!と思う。
そうやって、このブログの下書きに残っている過去の記事が山ほど。笑
私のブログは自分の育児日記なので、表には出ていないそれも、時々自分で読み返しています。
時々ひっそりと、保存した時の日時で投稿している。笑