石川さん、愛梨さん、ご結婚おめでとうございます。
素晴らしい披露宴にお招き頂きまして誠にありがとうございました。
私は石川さんの上司となり4年近く経ちましたが、
出会った当時の印象は「寡黙で真面目な男」だったと記憶しています。
愛梨さんの前では、違う一面を見せているのかもしれませんね。
入社6年目を迎えた今でも、その印象は変わりません。
事前準備を怠らない石川さんの「真面目さ」や「安定的な仕事ぶり」は、
周囲からの信頼も厚く、気付けば我がチームのエースであり、
1番頼れる、私の自慢の部下になりました。
このような男性を生涯の伴侶に選ばれた愛梨さんは、
お目が高いと保証いたします。
石川さん、家庭でも自慢の夫になってくださいね。
私が二人の結婚を知ったのは1年ほど前です。
寡黙な性格が故に、恋愛話をすることもなかったので、
とても驚きましたが、幸せそうな石川さんを見られ私も嬉しかったです。
お相手が教師の方と聞いて、真面目な石川さんらしいなと思いました。
プロポーズから本日を迎えるにあたり多くの準備をしてきたと思います。
お二人は共働きなため、準備に充てられる時間が限られ、
上手く行かず喧嘩をしてしまったこともあると思います。
石川さんは準備のため、有給を取得することも増えましたが、
効率よく仕事を終わらせ、結婚式の準備と両立している姿に感心しました。
また、石川さんが休みの日には愛梨さんを車で学校まで送迎していると聞き、
本当に愛梨さんが大好きで大切にしているんだなと思いました。
これからお二人が夫婦として歩んでいくにあたっては、
幸せはもちろん、困難なことも待ち受けているでしょう。
楽しい時はもちろん、困難があった時にこそ、常に二人の会話を大切にし、
共に乗り越えていける夫婦になって下さい。
イギリスのことわざですが
「結婚すると喜びは2倍、哀しみは半分、生活費は4倍かかる」と言います。
石川さんにはこれまで以上に頑張って稼いでもらわないといけないですね。
愛梨さん、今日から夫となる石川さんが職場で気持ちよく働くためには、
やはり家庭の円満が大切です。
石川さんの仕事の活力になるのは、妻である愛梨さんです。
ぜひとも、石川さんには毎日、労いの言葉をかけて
いい仕事ができるように全力で支えてあげてください。
また、石川さんは愛梨さんへの感謝の言葉を忘れずにしてください。
お二人の前途が幸福であることを祈っています。
末永くいつまでもお幸せに。
簡単で恐縮ですが、これをもちまして私の祝辞とさせて頂きます。