先日、ママ友と飲み会しまして、その居酒屋でどう見ても学生の男子アルバイトの子がいまして、
その子が運んできたほっけのお皿からわずかにのぞく親指が、両端ささくれていました。
その子に「大学生?」と聞くと
「16歳高校一年生です。」と答えが返ってきて、
この指から、アルバイトしなければいけない家庭環境なのかなって感じました。
私もそうだったから。ささくれを治す保湿剤も買ってくれない、その前に親がこのささくれに気付けないくらい忙しいのだろう。
本人もささくれがあることが当たり前で、治す術を知らない、治す保湿剤を買うくらいなら食べ物を買おうとか考えるくらいなのだろう。
自分も経験しているからその子の生活環境が手に取るようにわかって胸が苦しくなりました。
私も高校一年生になった4月からアルバイトしてました。
中学3年生の3月には、マクドナルドにアルバイトの問い合わせ電話をした。
自分でお小遣い、携帯代、定期代を稼ぐ為に働きたくて。
人生ってスタートラインが違いすぎて、
違いすぎるとだいぶ前からスタートしてる人たちは、マイナススタートの人達のことを全くわからない。
分からないから辛辣なことも平気で言えてしまうんです。
私は、アルバイトして学費を自分で払って大学行ってたよ!
とか、
アルバイトしながら貯金すればよかったじゃん。
とか、
それさ、定期代と携帯代とお小遣いすべてはらってもらってたら、プラスになるけどさ、
定期代、携帯代、お小遣いもらってなかったら、プラスにはならないんだよ。
本当に苦しくて、行きたく為に必死でアルバイトしてきた人生。
みんなが学生生活を謳歌している時にひたすら働いて、
夢も希望もなかったけど、
いまは、人に絆創膏をあげられる人間になれたからいい人生を歩めているのかもしれません。
その男子アルバイトの子に
絆創膏とハロウィンのお菓子と餞別をプレゼントしました。
それと「この子のキズに絆創膏を貼ってくれるような幸せを与えてくれる人が現れますように。」という願いを込めて。