サラタメさんのYoutubeで21lessonsの紹介動画を視聴。

作者のハラリさんは1作目のホモサピエンス全史で、人類は過去、虚構(宗教、噂、国境、お金など)を信じることで繁栄してきたことを説き、2作目のホモ・デウスで、AIやアルゴリズムに人類が支配される未来を懸念してきた。
3作目となる本作は、過去の著作とからめて、現代を生きるうえで大切にすべきことを説いた著作とのこと。

虚構(物語)を活用するのは良いこともあるが、虚構のために戦争、暴力をすることは問題であること。
AIやアルゴリズムの支配されないためには瞑想で自分を見つめることが大切との主張であった。

最近読んだ本などでは、これからの時代はストーリーを語れる人が強い、多くの人の心を掴めるといった話を聞くが、それはこの虚構と関連してるという見解になるほどと感じた。

また、AIなどに判断を任せていることは、自分を振り返ってみても、確かにそういう場面が増えてると感じた。Youtubeのオススメ動画や食べログ検索など。

下記のサラタメさん的考察に共感した。
AIやアルゴリズムの判断に任せるのは楽で合理的で正しい判断になるかもしれないが、楽しいとは言えないかもしれない。自分の考えが無ければつまらない。人任せは楽だけど辛い。
達成感を得ることが出来ない。

自分で考えて、自分の判断で決めることが人生を楽しむ上では大事だと感じた。
散歩などもあえて遠回りして、思いがけない出会いがあったりするのが、楽しいのだと思う。
楽な世の中よりも、楽しい世の中作りに貢献してみたいなとも感じた。