英語のFishingは魚介類をとること全般を指しうるが、その中で生業としての漁、産業・商業としてのFishing、つまり漁業従事者(いわゆる漁師)によるFishingをコマーシャルフィッシング(Commercial fishing) という。また漁業は英語圏では Fishery と総称される、それとは対照的に、漁師以外の一般人によって行われる漁は、一般に財を得ることを目的とするものではなく、娯楽、趣味、あるいはスポーツとして理解されている。こういった娯楽性の釣りを遊漁といい、英語圏ではRecreational fishing(リクリエーショナルフィッシング)やSport fishing (スポーツフィッシング) と呼ばれている。広義の「釣り」には商業的なそれと、趣味的なそれが含まれている。
遊漁を行う者のことを遊漁者と呼ぶ。一般に、乱獲の防止や漁場保全のために漁網の使用などが制限されているため、遊漁者が行える漁法は、ほとんど釣り漁に限られている。
このように魚釣りを娯楽・趣味とする歴史が江戸期以来続いていることから、今日においても「釣り」という言葉を遊漁の意味で用いることが多いが、バスフィッシングブームで世間の耳目を集めたように、好事家の趣味であった遊漁としての釣りも、現在では一大産業となっている。釣具メーカーはトッププロ(フィールド・テスターと呼ばれる)と提携し、マスコミを通しての商品のPRにつとめている[要出典]。尚、日本メーカーの釣具は釣り人の利便性、機能性の要請に答えた世界トップクラスの水準である[要出典]。
遊漁の対象魚
食用になる魚を対象魚とする場合もあれば、魚釣りの過程を楽しむための遊漁もあり、後者の場合には、その場で釣った魚を再放流すること(キャッチ・アンド・リリース)が行われる場合もある。バスフィッシングやヘラブナ釣りがそれである。
