ここ数ヶ月見ていて本当に辛い、ジャニーズ問題。
男の子を持つ母として、もしうちの息子が被害にあっていたら、私はどうなっていたかわかりません。
良かれと思って入れた場所で、権力を持った大人に体の自由を奪われるような出来事に苦しんでいたなら罪悪感で押しつぶされていたと思います。
私は一度性犯罪に遭いかけた後、すごく不思議な心理状態になったことがありました。
自分に起きたことがあまりにも辛く受け入れられない時、
犯人を少し擁護してしまうような気持ちになったのです。
何故かというと、犯人を擁護する気持ちで犯人への憎しみがちょっと和らぐと、
自分はそんなにひどい目に遭ったわけじゃない、と結果として思い込めるからでした。
私の場合は、「私が深夜に歩いていて魔が差しただけだろう。殴られたりしたわけでもないし、そんなに乱暴な人じゃないかもしれない。」
と、しばらく、しかも数年はそう本当に思っていました。
しかし、伊藤詩織さんの事件とかを見て、犯人をしっかり責めている姿を見て、
無理に悪くない人と思い込んで自分を慰めようとしていた自分に気付きました。
今、ネットで追っているとジャニーさんの被害者の方々が、一時期はジャニーズ事務所とも良い関係だったり、ジャニーさんを否定していなかったしていることから、
被害者の方々を手のひら返しと責める言葉があると聞きますが、私と同じ心理状態かなと思っています。
ジャニーさんが実際に彼らの力になったことも相まって、ジャニーさんもいい人と思い込めば、
いい人と親しくなっただけ、と捉えられる。
そんな思い込みはあったのかな、と自分の経験から思います。
しかし、ここ数年の組織に求められるコンプライアンス、ガバナンスは本当に厳しくなってきて、
少し前には見逃されていた行為が、今時代の変化を持ってどんどん裁かれています。
ジャニーズももちろんですが、皆どこの組織も後ろ暗いところはあると思います。バレていないだけで。
ハラスメント、法的にグレーなことなど、どこの組織の長もヒヤヒヤしていないかな?
時代はどんどん変化しており、さっさと自分の価値観も変えて乗っていかないと、
とんでもない失敗になるだろうと自分を戒めるような出来事でした。