2021年7月に公開される作品の個人的な注目作品をピックアップします。ただ、新型コロナウイルスの影響での公開延期などは結構ありそうなので、最新の情報をご確認頂くことをおすすめします。


週ごとに、ランキングに入りそうで、この記事で取り上げていない主な公開作も名前だけは挙げておいています。

また、地雷度というのをつけてみています。地雷度の☆が高ければ高いほど、面白いか面白くないか博打度が高い作品になっています。最高は☆5つ。 まあこれはネタ的なものなので、あまり真面目にとらないでください。基本的に大作系は☆少なめ、独立系は☆多めになっています。☆が少ない作品は「安定して面白いと思われる」もの。☆が多い作品は「つまらない時は本当に悲惨だけど、面白い時は自分の大切な一本になるかもしれない」ようなものだと個人的に思っています。

毎回書いてますが、当然のことながら観ていない状態で書いているので、誰かと行くといい、というのは憶測です。こんなはずじゃなかった。もよくあることなので、予告などを観た上で自分で判断してください。

というか気になるあの子を誘う時にこのブログをあまり参考にしすぎないように!
と、では順に書いていきましょう。

 

番外

「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」

7月1発目として紹介するのが6月に公開された「クワイエット・プレイス」というのはどうなんだ!?って感じですが、アメリカの興行成績が非常に良く、スルーしていたものの気になってきました。コロナ禍であるにも関わらず、前作を超えるというサプライズヒットを記録。批評家からの評判も良く、「ゴジラvsコング」を抜き去り、コロナ以後初めてアメリカで1億ドルを突破した一作です。「コロナ時代の終焉」を象徴する作品として好成績を残し続けているようなので、その辺含めて紹介したいところだったので入れてみました。まあ日本ではそこまでヒットしていないので、そろそろ終わりそうですが。

地雷度☆☆

 

7/1公開
「スーパーノヴァ」
コリン・ファースとスタンリー・トゥッチが長年連れ添った恋人を演じるというなかなかに尖った一作。って言ってもこれは取り上げるかどうかのボーダーくらいなので、そこまで語ることもありません。多分良い映画だと思うんですが、なんとなく行かないような予感もあります。
地雷度☆☆

7/2公開
「ゴジラvsコング」
ハリウッドで作られているゴジラシリーズの最新作です。まあゴジラシリーズっていうか厳密に言えば「モンスターバース」っていうゴジラやキングコングなどの特撮系怪獣映画を一連のストーリーにしたものなのですが。「キング・オブ・モンスターズ」があんまり面白くなかったので、今作がどっちに転ぶのか注目したいですね。ただ、アメリカではコロナ禍であるにもかかわらず、1億ドルを突破しましたし、気になるところです。
地雷度☆☆

7月第1週の主な公開作
「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」

7/8公開
「ブラック・ウィドウ」
ついに公開されるマーベル・シネマティック・ユニバースの一作。ですが、やっぱり大手シネコンは上映しません。そろそろ良いところで手落ちにしてもらいたいところですが、個人的には映画館側の頑張りを応援したいと思います。やっぱり販促をさんざんさせておきながら自社プラットフォームでのみ配信というのは暴挙でしかないですし、一度ちゃんとディズニー側からアクションがあるべきだと思います。
地雷度☆☆

7/9公開
「サムジンカンパニー1995」
1990年代の韓国を舞台に、自社の犯罪行為を発見してしまったOLたちの奮闘を描くコメディ映画のようです。90年代の韓国文化も知らないですし、明るいタッチなら楽しみかな、と思っています。
地雷度☆☆☆

「83歳のやさしいスパイ」
老人ホームで虐待が行われていないか、という調査のために83歳の探偵が入居者のふりをしてもぐりこむ。という設定のドキュメンタリー映画。もう一度言いますが、なんとドキュメンタリー映画。撮影した老人ホームの許可を得ているようですが、リアルにそこに入居している方の人生の話が聞けるようです。「14歳の栞」でも思いましたが、人生の話はやっぱり面白い。そもそも老人ホームの生活も知りたいですし、気になります。
地雷度☆☆☆☆

7/10公開
「ウィリーズ・ワンダーランド
ハリウッドスターなのにB級映画にたくさん出て、ロクでもない一作を世に放ち続けてくれるニコラス・ケイジ主演の最新B級ホラー。廃墟になった遊園地で人形が襲ってくるという、かなり怖そうな作品です。ただ、ニコラス・ケイジがその人形たちと戦うというアクションホラーらしいので、それはそれで観てみたいと思いました。かなり地雷臭がするけど、ハマったらめちゃくちゃ面白いかも。
地雷度☆☆☆☆☆

7月第2週の主な公開作
「東京リベンジャーズ」
「ハニーレモンソーダ」
「唐人街探偵 東京MISSION」

7/16公開
「竜とそばかすの姫」
「サマーウォーズ」などの細田守監督の最新作。個人的には「サマーウォーズ」を頂点に、どんどん自分との親和性が下がっている監督ですが、これはこちらが興味がないテーマ(子育て)になってしまったからだと思っています。ただ、今作はもう少しテーマに興味がありそうな一作になってそうなので、気になっています。とはいえ、「サマーウォーズ」レベルを期待したら多分ダメだろうと思っているので、そこそこ面白ければいいや、くらいの感じで行こうかな、って思っています。
地雷度☆☆☆☆

「共謀家族」
インド映画でマラヤーラム語の作品「Drishyam」をリメイクしたヒンディー語の「ビジョン」をリメイクした中国映画。すごいリメイクの系譜ですね。ただ、中国で21週連続トップ3入りという大ヒットを記録した一作なので、かなり気になっています。っていうかリメイク元のインド映画がかなり観たいぜ。「Drishyam」はカンナダ語、テルグ語、タミル語でもリメイクされていて、もうめちゃくちゃヒットした一作みたいです。
地雷度☆☆

 

「SEOBOK ソボク」

韓国発のSFサスペンスドラマ映画。永遠の命を持つクローンを守る余命わずかである男の物語のようです。特に興味もなかったのですが「建築学概論」のイ・ヨンジュ監督の作品なので気になりました。でも設定はそんなに惹かれていないんだよなあ。

地雷度☆☆☆☆

 

「ダルバール 復讐人」

インドのスーパースター・ラジニカーントの主演映画。娘を奪われた警察官の復讐の物語のようですが、まさかのアクション映画。ラジニカーントもう70だけど。まあでもハリソン・フォードが78歳でもやってること考えたらできるのかな。でも実はラジニカーント作品、そんなにハマったことがなかったりしています。今作は合うといいな。

地雷度☆☆☆☆

「プロミシング・ヤング・ウーマン」

アカデミー賞で5部門にノミネートされ、脚本賞を受賞した一作がついに日本公開。若くて将来が約束された女性が、その将来を閉ざされたことに対して復讐する物語のようです。ちょっと暗そうだし、重そうなんですが、気になっています。あんまり誰かと行かない方がいいかもですが、評判も良さそうです。
地雷度☆☆☆

 

「ジャッリカットゥ 牛の怒り」

もうタイトルが優勝。主人公が殺そうとした水牛が暴れ出し、村のタピオカ畑を破壊する。それを捕まえようとする1000人の村人。というストーリーも最高だし、意味不明すぎてすごく行きたいですね。歌と踊りはないようですが、その分90分程度でまとまっているインド映画というのもポイントが高いです。一瞬で終わりそうだから早く行きたいです。当然地雷度はめちゃくちゃ高め。

地雷度☆☆☆☆☆

「ヴィクトリア」

1960年代に第二のロサンゼルスにしようという都市開発計画が生まれたものの、頓挫してしまった街、カリフォルニア・シティ。砂漠の中でゴーストタウンとなったこの街に移り住んだ青年を追ったドキュメンタリー映画です。移住したけど計画が頓挫して残っているわけではなく、頓挫してゴーストタウンとなってから移り住んだ人の話で、ちょっと気になります。

地雷度☆☆☆

 

7/11公開

「ラン・ハイド・ファイト」

テロリストに占拠された学校で少女が一人奮闘する一作です。サバイバル術を学んでいたという設定で、小説『高校事変』っぽいなあって思っています。それなりに爽快な感じに仕上がっているのではないかと思っているので、ちょっと観てみたいです。ただ、この手の映画はすごくつまらない可能性もあるので、なんとも言えないところです。

地雷度☆☆☆

7月第3週の主な公開作
「ファイナル・プラン」

7/22公開

「サイダーのように言葉が湧き上がる」

予告編が随分前から流れていた一作。青春アニメっぽいので、とりあえず気になっています。ただ、俳句とアニメってのがどう融合するのかは微妙なところ。

地雷度☆☆☆


7/23公開
「DAHUFA 守護者と謎の豆人間」
中国の大人向けアニメ映画だそうです。バイオレンス描写があることで、中国で初めて年齢制限がつけられたとか。「羅小黒戦記」で中国アニメも結構気になるようになってきました。今作はどうだかわからないけど、評判は良さそうなので観てみようかと思います。ただ、結構グロそうなので好き嫌いは分かれそうです。
地雷度☆☆☆☆

 

7月第4週の主な公開作

「犬部」
「劇場版 Gのレコンギスタ III 宇宙からの遺産」
「セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記」
「とびだせ!ならせ! PUI PUI モルカー」

 

7/29公開
「ジャングル・クルーズ」
ディズニーランドの人気アトラクションをモチーフにしたアドベンチャー映画。結構気になっていたのですが、今作も恐らく大手は上映しないでしょう。アトラクションと連動とかも今の状況だと難しいでしょうし、何だか不遇な作品になりそうです。でも内容的には面白いといいな。アトラクションの映画、「パイレーツ・オブ・カリビアン」は上手く行ったけど「ホーンテッド・マンション」は微妙だったし、何とも言えないところですが、人気アトラクションだし続編とかも作りやすいから成功しているといいな。
地雷度☆☆☆

7/30公開
「イン・ザ・ハイツ」
トニー賞を受賞しているブロードウェーミュージカルの実写映画化作品。ニューヨークのワシントンハイツを舞台にしていて、歌とダンスが満載の作品になっているようです。批評家からは絶賛されているようですし、評判も良さそうなのですが、全米では予想よりも低い興行成績になってしまっているのが気になるところです。でもまあきっと面白いのだと思いますし、行ってみたいです。
地雷度☆☆

「映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園
4月から公開が延期されていたクレヨンしんちゃんの新作がついに公開されそうです。でも、オリンピック開催後に感染爆発とか起きたらまずい感じのスケジュールなんだけど大丈夫なんだろうか。
地雷度☆☆

 

「サイコ・ゴアマン」

日本の特撮好きを公言しているスティーブン・コスタンスキ監督が手がけたSFスプラッター映画。「残虐宇宙人」なる生物を復活させてしまった少女が主人公ですが、どうやらこの少女が極悪で、残虐宇宙人を服従させて好き放題やるという作品のようです。何それ。結構胸糞なのかもしれないですが、ちょっと気になります。

地雷度☆☆☆☆☆

 

「都会(まち)のトム&ソーヤ」

はやみねかおるさんの人気児童文学シリーズを実写化した一作。面白そうだけど、原作があんまりハマらなかった気がするので、観に行くかは悩んでいるところです。こういう児童小説の実写化って当たり外れが激しいイメージあるなあ。

地雷度☆☆☆☆

 

7月第5週の主な公開作

「Fate/Grand Order 終局特異点 冠位時間神殿ソロモン」
「白蛇:縁起」

 

と、こんな感じです。

今月、最も期待している映画は「ジャッリカットゥ 牛の怒り」ですね。もうタイトルのインパクトがありすぎて最高です。ものすごく微妙かもしれないけど、謎すぎて挙げざるを得ません。普通に「イン・ザ・ハイツ」とかすごく美しそうだし、面白そうですけどね。久しぶりにMCUが映画館で観られるので「ブラック・ウィドウ」も楽しみです。「共謀家族」もすごそう。

地雷だと思う映画は「竜とそばかすの姫」ですね。最近どんどんnot for meになっていっている細田守監督作品が、今作でどう転ぶのか。まあ多分行くんですけど、「未来のミライ」よりも微妙になったらもうダメだ。


って、もちろんここに載せている映画全部は行けませんし、ちょっと忙しいのですが、行けるものは行きたいと思います。感想はちゃんと書きますので、お楽しみに。さてさて、このブログを観て映画に行きたい!って人が増えますように。

ではでは!お付き合い頂き、ありがとうございました!コロナウイルスが早く収まりますように。

興味がわいたものがあればぜひ観に行ってみてください。
やっぱり映画は映画館で観るとだいぶ違いますよ。

また、ここに挙げたもの以外にも結構映画は公開されています。
それを探すのも楽しいです。意外なものがすごく面白かったりしますから。

映画の公開日は基本土曜日だったのですが、最近は金曜日公開が主流になってきました。毎週、大体金曜日に上映スケジュールが変わります。予め調べてから行くことをおすすめします。

デートなんかで初めて映画館行くぜ!って場合は予約がいつからとれるか、なんていうのも調べて行く方がいいと思います。休日は意外と混むからね。観たいものが観れないなんてこともよくありますから!

では。みなさんが良い映画と巡り会えますように。