内容が堅苦しいのにタイトルも「読了」でさらに堅苦しいので今回からオシャレぶってみることに。
英語レベルは高校止まりなので間違ってるかも。
さてさて2週間くらい図書館行くのを経ってたのだけど知り合いさんに
「綾辻さんの本は面白いですよ!」
と言われたので借りてきました。
~今回のラインナップ~
「びっくり館の殺人」 綾辻行人
「告白」 湊かなえ
「暗いところで待ち合わせ」 乙一
「インシテミル」 米澤穂信
図書館に置いてあった綾辻さんの作品が1巻が抜けてたりとかしてたので
『まあ試しに読むつもりで』
と思って他の作品に比べて分厚くない本を手に取ってみました。
それが「びっくり館の殺人」
読み終えてから気づいたのだけど、初めてでこの作品手にとっはのは失敗だった?(悪い意味でなく)ってこと。
「びっくり館」は他の綾辻さん作品とはすこし作風が違うんだとか。
「Another」は内容ちらっとくらいしか把握してないのだけど、確かに違うなあと思ったから他の作品読んだらおお?ってなるんだろうなあと。
今度他の作品読んでみようかな。分厚くてシリーズものだったりするから読むときは心してかかったほうがよさそうだ!
「暗いところで待ち合わせ」は自宅にも一冊あるんだけど
だいぶ昔に買ったのに読まずにいたからもう今どこにあるのか・・・(ひどい話だ・・・)
と、いうわけで探すより早い!と思って借りてきました。
乙一さん作品は「死にぞこないの青」だけまだ読んでないです。
(これも家のどこかにある・・・)
インシテミルは映画化したらしいっていうのと、ちょうど誰かが返却したみたいだったので借りてきました。
多分私が今まで読んだ本の中で一番分厚かったかもしれない。
自宅に母がはまって買いそろえてる京極さんの本があるけど、あの分厚さは見ただけで戦慄だ・・・。
さてさていい加減感想をば。
■「びっくり館の殺人」
小学生のころに読んでたらすごくハマっていたかも!
怪しい館があって、その館にはびっくりするようなことがいっぱい!
しかもそこでは昔殺人事件がったらしい?
ある日その館に住む少年と出会う。
「リリカ」をめぐっておこった不思議な事件とは・・・!?
こんなかんじ。小学生でも興味を持ってくれそうな内容。大人の私でも十分楽しめました。
挿絵もまた不気味なかんじで、じっくり読めた作品かな。
最後もすごく不気味な終わり方をしていて、あれはどういう意味だったんだろう!?なんて考えました。
■「告白」
つい最近映画にもなったという告白。
テレビで紹介されてるのをみて気になるなあ!と思ったので借りてきました。
作者さんの名前が可愛らしいのに内容はけっこうサバサバっとしていてギャップに惹かれました。
全体的に喋り口調で書かれてて、章ごとに話し手が変わっていくのだけど、久々にこういった作風の小説を読んだので新鮮でした。あと読みやすい。
森口先生のあの冷静な態度や話し方が背筋をゾッとさせるものがありました。
坦々とつづられているなかに登場人物たちの激情が伝わってくるような。
とても人間的な作品だったように思いました。
■「暗いところで待ち合わせ」
この作品の表紙、何度見ても怖い。
表紙見ただけで『これはやばい!ものすごいホラーだ!』とか思うんだけれど、読みおえたらもうほっこりというか涙がじわっとするようなものすごいギャップの本。(超個人的な見方)
乙一さんの本を読むのはすごく久々だったので一文一文よんで「ああ懐かしい!これだよこれ!」
というような、昔大事にしてたのにいつの間にかなくしてた絵本がひょいっと出てきた時みたいな感覚でした。
本をちゃんと読むようになったのが乙一さん作品のおかげだったので、原点回帰というか我が家に帰ってきたというか。いい日本語が見つからないのでこのへんで。
内容は、事故で失明してしまった女性ミチルと、印刷会社に勤める人間関係に悩んでいるアキヒロが中心のお話。
ある日、駅でおこった事件の犯人として追われることになったアキヒロが一人暮らしをするミチルの家に潜り込み・・・。
といった感じ。
目の見えない人の家に犯人が忍び込み身を潜める。
という発想がもう乙一さんらしいというか。
人付き合いが苦手なミチルとアキヒロが少しづつお互いを許しあう関係になっていくその流れが心地よかった。
なんとなく「幸せは子猫のかたち」を思い出した。主人公と主人公の家にいる女性の幽霊の話なのだけど、優しい話作りは乙一さんの得意分野だなあと。
他の作品をみるとホラーが多いのだけど、それでも作品全体にどことなく優しいオーラが漂ってるのが乙一さん。だなあと。
今更だけどかなりネタバレな感想なのでこれから読もうかなって考えてる人は、ここからは遠い目して流すといいかもしれない。
ミチルに気づかれないように音を立てたりしないよう部屋の隅でうずくまって身をひそめていたアキヒロだけど、徐々にミチルに気づかれ…。ミチルも徐々に家の中に別の誰かがいる事に気づくけど、ミチルが気づいてるということをアキヒロに気づかれないようにすごし・・・。何度かアキヒロがミチルを助ける場面があってか少しづつ心を開くミチル、それにこたえるアキヒロ。
その探り探りなところがくすぐったくて読んでてほほえましかった。
ミチルがアイキヒロの分のシチューをよそって一緒に食べるシーンが一番好きだったりする。
事故以前のミチルはとっても愛らしい子だったんだろうなあと思う。
それから、アキヒロの行動からも「この人はものすごく繊細で優しい人なんだなあ」っていうのが伝わってきて、もう、この作品大好きです。
もしかしたら乙一さん作品の中で1、2を争うくらいかもしれない。
ちなみに1、2の内に入ってるのは「きみにしか聞こえない」。初めて読んだのが中学生入ったころ?だったかな?なんだけど、読み終えたときは放心状態だった(笑)
久々に乙一さん作品読み返そうかなあ!平面犬が読みたい。
■「インシテミル」
今回借りてきた中で一番期待してた作品。
思ってた通りすごく面白かった!
私が読むのが基本ミステリなのだけど、言うほどミステリには詳しくないのね。だからこの作品よんで「ミステリ好きな人ってすごいなあ!」と思いました。
いわゆるクローズドサークル(さっき覚えた)もの。
バイト情報誌に載っていたアホか!っていうようなミス求人に応募して集まった12人の話。
モニターとして集まった12人がある<実験>のために円形に作られた地下室に七日間閉じ込められる。
そこで12人は殺し合いを命じられるが・・・!?
といった内容。相変わらず要約が下手なのはスルーしておく。
地下に閉じ込められて、しかも1個1個の個室には鍵もついてない。12の個室の他には怪しい部屋もいくつかある。12人はそれぞれ個室におかれた「おもちゃ箱」に入った凶器を渡される。全員は殺し合いだなんてそんなバカげた話に乗る気もなかったが、初日におきた殺人事件をきっかけに空気はどんどんかわっていく・・・。
米澤さんのお話はすごく読みやすい上に、話の持っていき方もうまいのでサクサク読めました。
平凡で1芸ももってない主人公結城。の、くせに推理でかなりの力を発揮するあたりが、米澤さんらしい。
それから、不思議な女の子。今回では須和名さんがそれにあてはまるかな。ほかの登場人物とはあきらかに違う人物!怪しい!
登場人物といえば、箱島さん。地味に好きなキャラクターだったのだけど・・・ここからは一応伏せておこうとおもう。
米澤作品の登場人物はみんな嫌いになれないキラクターを持っていて好きです。
この作品は是非いろんな方に読んでいただきたい!
読み終えた瞬間に母親にススメてきたくらいおススメです。
ぜひ!
さて・・・
この記事を書き始めてから2時間も経ってしまった。
次回はどんな本を借りてこようかな?