写真のワンポイントうんちく | フクロウのいる家

写真のワンポイントうんちく

 当ブログをご覧になった方から写真が素敵だと言って頂ける事がしばしば有り、それを聞いて私は素直に喜んでいるわけだが、さらに写すコツみたいなものを聞かれることも有り、それで返答に困った事が少なからず有る。 なぜなら写真が綺麗なのはカメラというか高性能レンズを使っているからであり、腕が良いわけでもなく、とにかく下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるってな具合で撮りまくった後でPCの大画面で確認して、たまたま撮れた良さそうなものだけを保存しておくだけなのである。 ←これがコツといえばコツかも。

 あと、ヒトを含めた動物の写真は目にピントが合う事が必須であり、僅かでも外れると写真の価値は一気に下がる。 高性能で明るいレンズは絞りを開放すると、ピントが非常に合い難くて失敗写真が多くなるが、ピンポイントでピントの合った目は強調され、いっそう強い眼力を写真から感じるようになる。


$フクロウのいる家-サスケ(アフリカワシミミズク ♂)
$フクロウのいる家-サスケ(アフリカワシミミズク ♂)
 まぶたにピントが合っていても、その奥の目はピントが外れている。 このように、ほんの僅かな間にしかピントが合わないように絞りはできるだけ開放近くで撮映している。


$フクロウのいる家-サスケ(アフリカワシミミズク ♂)

 これも目からピントが外れているが、被写体から離れて距離をとることにより、ピンぼけが目立たなくなる。


$フクロウのいる家-サスケ(アフリカワシミミズク ♂)

 この写真のように、目というより内部の虹彩にピントが合えば完璧。


$フクロウのいる家-サスケ(アフリカワシミミズク ♂)

 インチキ臭いが撮映で失敗しても、ある程度はソフトで修正可能。 これは上から2枚目の写真を、目にピントが合っているように見せるために修正したもの。 この他にコントラストや色合いまで調整することにより、多少の撮映の失敗ならリカバリーできる。




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