猛禽類の爪は防弾チョッキを貫通するか? | フクロウのいる家

猛禽類の爪は防弾チョッキを貫通するか?

$フクロウのいる家-ゴロ(タイハクオウム ♂)


 大型の鳥を飼っていると時々信じられないような物まで破壊される事がある。 一番頻度が多いのは破壊王ゴロ(タイハクオウム ♂)で、プラスティックや木製の物はもちろん、金属製のパーツまで破壊してくれる。 破壊された金属の殆どがダイカスト(鋳物)だが、タイハクオウムの中にはケージを破壊して脱走した強者もいるそうなので油断ならない。

パロットチェーンのアンクレット部分を破壊&ハーネスのナスカンを破壊(2006年06月14日)
http://ameblo.jp/african-eagle-owl/entry-10013599104.html



南京錠を破壊(2009年10月16日の記事)
http://ameblo.jp/african-eagle-owl/entry-10365797121.html




$フクロウのいる家-幸村(ハリスホーク ♂)

 そしてゴロ以外にも新たな伝説を生もうとしている鳥がいる。 それは我が家の新人でもある幸村(ハリスホーク ♂)。 ご存知のように猛禽類は足の爪が武器であり、嘴は意外なほど弱く、オウムのように力技で何かをしようとすると折れたり欠けたりしてしまう。


$フクロウのいる家-傷つけられた大緒

 しかし今朝のこと、掃除をしようと幸村のもとに行くと、係留用リードの輪っかのロープの芯材が引っ張り出され、今にも切れそうになっていたのだった。 実はこのロープの芯材はケブラー製で、φ2.5mmのロープでも260kg以上の断裂強度がある。 だから芯材を多少出されたからといって簡単に切れる訳じゃないが、このまま放っておくわけにはいかないので、直ぐにスペアのリードと取り替えた。

 ケブラー繊維だから絶対に切れないと思っていたが(実際に切れることはないと思うが)、どんな強力な素材を使おうとも動物を飼育する上では完璧って事はないんだと、あらためて気付かされた出来事だった。


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