ドアを開けると
すっかり冷え切った肌と空気を纏い
クリスマスケーキをぶら下げた
私のサンタさんが満面の笑顔で立っていた
メリークリスマス
子どものような
まあるい笑顔
メリークリスマス
私も繰り返す
旦那さんのおっきな体が
私をギュッと抱きしめて
心も体もあったかくしてくれる
クリスマスの夜
旦那さんは私に手紙を読んでくれた
ながいながいラブレター
その様子が
なんだかとっても可愛らしいの
小学校のクラスの発表会で
みんなの前で作文読んでる少年のような
誇らしいけどちょっと恥ずかしい
そんな様子
ひとつひとつ
言葉を噛みしめながら
自分に言い聞かせながら
わたしは
旦那さんの膝に頭をのせながら
彼の息づかいを感じ
彼から伝わる幸福を
読みとる
新しい家族
と
新しいクリスマスツリー
そして
新しい聖夜
