12月15日発売の2月号 BEST GEAR、29ページに掲載いただきました
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おかげさまで反響は大きく大変感謝しております。
ではこのシカクとは???
建築、家具、プロダクト、服飾、機械、土木、造船、土地家屋などの職業に必要な
三角スケールの進化した製品になります。
8面に8種類のスケールを搭載
寸尺は 1/50 1/100 1/150 1/200 1/250 1/300 1/400 A3→A4 1/100(70.7%)
事の発端は
私が空間、家具のデザインをしているときに必要なスケールが三角スケール1本では足りていなく
常に数本持っていました。
1/250のスケールが入っているモノ、いないモノ、また用紙を縮尺したものを測るモノ、
なくなったと思って買ったモノ、など5,6本手元にありました。
その中から1/250の入っているものを選ぶだけでも片っ端から手にとって
クルクル回し探すのが面倒に思っていました。
細かく言うと席を立った時、手を離したときなど、
断面が正三角形の為、使っていた寸法を探す手間もあるのです。
それも寸法縮尺が左右交互にある為クルクル回しながら左見て右見てと(汗)
そこで考えたのが 『シカク』 なのです。
足りないスケールを増やすため二面、2スケール増やす事は
三角形を四角形にしないといけませんでした。
四角では測れないことに気づき、そこで考えたのが回転式でした。
日本独特の 『つぼみ』 などに美しさを感じる 『わびさび』 の感性をプラスしています。
オプションでついている 『とんがり頭のパーツ』 は左右のヘッド部分と取り換えますと
『つぼみ』 のカタチとなります。
片方のヘッド部分を変えることも悪くない選択です。
この 『シカク』 では温かみのある曲線を大切に練り上げたカタチになります。
(何度か制作過程で直線にして欲しいといわれましたが守り続けた形です)
1/500 のスケールではメモリが細かく目が疲れるので 1/50 の見やすいメモリに変えました。
(1/500 の寸法を使うときは大抵大きい図面なので30cmの大きな三スケを使います)
1/50の寸法は使用頻度がかなり高いのです!
(今まで変わってないのが不思議なくらいです)
また初めは難しく感じるスライドロック機能はすぐに見ないで 『カチャ、カチャ』 とくせになります。
ロックすることにより手を離したり、席をはずしてもすぐに使っていた寸法が分ります。
密かに長い会議の時に役に立つでしょう
(この機能も守り続けました)
もちろんロック機能なしでも使えるカタチとして考えています。
じっくり鑑賞してください。
もうひとつの特徴としまして、この 『シカク』 を持つことにより会話が始まります。
色々な人に 『それは何??』 『どうやってロックするの??』 など会話のきっかけとなるでしょう。
デザインやモノづくりとは人間関係で成り立つものだと感じています。
デザイナーがデザイナーの為に、
また、文具好きが文房具好きな人の為に作ったこの 『シカク』 を手にとって確かめてください。
遊び心満載です!
温かいメール、質問メール、たくさんの反響に大変感謝しております。
質問、問い合わせ等ありましたら メールをください。
また、デザインの仕事もお待ちしております!
kanai@aflolynx.com