日常的心理風景~ニュースから自分を振り返る~

日常的心理風景~ニュースから自分を振り返る~

自分を振り返り、
そして他人を思いやる。。。

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【ぐんまアラカルト】

 【上州銀幕事情】

 群馬の温泉地を舞台にした映画といえば、成瀬巳喜男監督の名作「浮雲」(昭和30年)を思い出す。

 ヒロインのゆき子(高峰秀子)は、太平洋戦争中に出会った妻のいる男(森雅之)と戦後もあいびきを重ねる。2人が冬に訪れ、正月を過ごすのが伊香保温泉だ。

 伊香保温泉といえば、土産物店や遊戯場が並ぶ「石段街」が有名。天正4(1576)年に整備されたが、成瀬監督は、この石段街をロケではなくセットを組んで撮った。

 なるほど、映画では石段を上り下りする2人を斜め上方からクレーンで移動撮影している。実際の石段街では左右に店が並び撮影場所が確保できず、事実上、不可能なアングルだ。監督は、浮き沈みする2人の宿命を石段を使って暗示したかったのだろう。本物の石段も、どれだけの人生を見守ってきたのだろうか。(伊藤徳裕)

 【上州書評】

 組織で働く社会人にとって、上司との人間関係は悩みの種だ。営業コンサルタントを務める菊原智明・関東学園大(太田市)講師の「人は上司になるとバカになる」(光文社新書・777円)には、どの組織にもいる“困った”上司像と対応策が紹介されている。

 自分の上司にはペコペコし、部下に威張り散らす。独裁的で、部下を信用しない。先入観が強く、価値観を押しつける…。一例を挙げただけでも、多くの共感が得られそうだ。

 ただ、著者はこうした上司を「5年後の自分の姿」とも指摘する。立場が変われば人も変わる。肝要なのは上司に期待せず、自分のなすべきことに集中することだと説く。もっとも、それができれば苦労はしない。憂えず惑わない君子となるのは難しい。(三品貴志)

 【上州スポーツ通信】

 片品村の丸沼高原スキー場が先月25日、県内のトップを切ってオープンし、待ちわびたスキーヤーが初滑りを楽しんだ。

 ただ、バブル期のスキーブームは去り、不景気や娯楽の多様化でスキー人口は激減。閉鎖に追い込まれるスキー場が相次ぎ、若者のスキー離れは加速している。

 富山出身の記者は、小学生時代に体育の授業でスキーを習った。スキーウエアで登下校し、シーズン中は毎週のようにスキー場に出掛けた。しかし、最近は「スキー用具に金がかかる」として保護者から授業中止を求める声が出ているという。

 白寿(99歳)でモンブランのヴァレーブラッシュ氷河をスキーで滑降した故三浦敬三氏が示すように、これほど生涯を通して楽しめるスポーツもない。高齢化社会だからこそ、見直されるべきだ。自治体や保護者の理解が深まることを望む(西村利也)

 【美味探訪】

 具材は挽肉とネギのみというシンプルな「担担麺」(700円)は、県内外からリピーターを呼び込む人気メニューだ。

 13種類のスパイスで味付けした挽肉と手切りした白ネギが、細麺とスープに絶妙に絡み、一口食べると病みつきになる。

 さらに奥深い味を楽しみたいならば「担担麺・桂」(750円)を注文してほしい。京都・桂の「山田製油」の高級ラー油を使い、ほのかな辛さに深いコクが口の中に広がる。



 前橋市上小出町1の8の27。営業時間は午前11時~午後2時半、午後5時半~同9時。定休日は日曜、祝日。(電)027・234・0353。



 当コーナーでは群馬の今を、映画、著作、スポーツ、グルメの4部門で紹介します。


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