ボロボロの人生で『死』を覚悟した頃

僕は、一度『死にました』

あれは、ちょうど2年くらい前のことでした…


そのころ、派遣スタッフとしてある某工場に勤務していました。

仕事はどんどん減り、あなたもよくご存じの

『派遣切り』に合ったのです。

その時は、まだ事の重大さに気がついていませんでした。

しかし、ここからが悲劇の始まりでした…

僕は、微々たる貯金とまだ使えるクレジットカードで、

職を探しながら、しばらくしのげると思っていたんです。

考えが、甘かったです。

それから、低学歴で無資格、そして無愛想だった僕は、

数ヶ月、職が見つからず、

日がたつにつれ、焦りと不安で一杯に。

その間、なんと面接31連敗でした…

家賃もきびしくなり、

ついにはネットカフェ難民となりました。

何とかキャッシングで借りて返しての繰り返しで、

どんどんと追い詰められていきました。

その頃は本当にもう精神的にも極限の状態で、

『もういつ死んでもいいや…』

本当にドン底に味わいました。

今考えると僕は、この時自分は一度、

『死んだのです』