まずはアレルギー性鼻炎と切っては切れない関係、アレルギーについて。
アレルギーというのは体が異物を排除しようと過剰反応することです。
人の体は本来、とてもガードが固く、自分の体にないもの(抗原・こうげん)が外から入ってくると、それを異物と感じて反応する物質(抗体・こうたい)を作り出します。
そして再度同じ抗原が体内に入ってくると、抗体がそれを認識し、一斉に攻撃します(抗原抗体反応)。
この反応が体に有利に働き、ウイルスや細菌を撃退して病気から体を守るのが「免疫」(めんえき)です。
ところがこの反応が不利に働き、さまざまな症状をひき起こすのがアレルギーです。
アレルギー反応の結果として鼻炎症状が現れるのがアレルギー性鼻炎です。
アレルギー性鼻炎の原因(抗原)が鼻の内側を覆(おお)う粘膜に付着すると、抗原抗体反応の結果、粘膜にある「肥満細胞」などから「ヒスタミン」と「ロイコトリエン」などの化学伝達物質が放出されます。
するとヒスタミンは鼻の粘膜にある「知覚神経」を刺激します。
この刺激が「くしゃみ中枢」に達し、呼吸器筋に働いてくしゃみ が連発するのです。
アレルギー性鼻炎の人の鼻の粘膜をみると、副交感神経の働きが活発で、交感神経の働きが劣っている状態にあります。
交感神経から分泌される物質(ノルアドレナリン)はヒスタミンなどの化学伝達物質の放出を押さえますが、副交感神経から分泌される物質(アセチルコリン)はヒスタミンの分泌を促進します。
そのため、アレルギー症状が起こりやすくなっているわけです。
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