春彼岸10年 | moritaのブログ

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東京でもそろそろ桜が開花する季節、

そうか、花を見てもう10年になるのだなあ。

もう10年、また10年。


10年節目と言われますが、若かった頃の10年、その後の10年、

人それぞれだろうと思いますが、我が節目について・・・・・


なんかあっという間に1年が過ぎ1年の歳を重ね、年毎にそれが加速していくかのように感じるのは一般的な時間軸の認識であろうと思います。


振り返ってみるとどうもそんな直線的で単純なものではなかったということ。

速いとき、そうでないとき、年齢に比例するときもあり急な変化がたて続けることもあり、


タウン誌などの家計簿診断とかは、前提として現状の家族構成と雇用、収入が継続していくという形になっているようですが、

色々の紆余曲折を思うと、どうも生活設計なんてあやふやで不確実なものだろうと。

会社員でも公務員でもけして将来展望は不変ではなく、自分の経歴がそれを示しているのです。

すなわち定形化できるようなものではないと思いながらタウン誌記事を見ています。


今ではごく普通に良民生活を送っていますが、波瀾万丈は世の常、家族も雇用も収入もけして将来を保障するような姿ではなかったこと多かったように思えます。

まだ人生が残っていますのでこれから何があるか予想しようにも解からないところであります。



若い頃は結構生意気で、今でもそんなに変わっていないと思うのですが、結婚して分かったこと、

それまで一人で一人前、何でも出来るという感覚でしたが、夫婦でそれぞれ半分ずつ、一人前→半人前となったことを理解したことです。


そんな暮らしは銀婚式過ぎまで継続していたのですけれど。



急に半人前から一人前に転化してから10年になりました。





これは彼岸桜か河津桜か?


彼岸の中日には供養していただく法会に参列し、墓参に向かいます。

昨年は義兄と甥に会って食事を供にしたのですが、今年は出会いませんでした。

けれど供花が供えられていましたので、おそらく少し前に焼香してくれたものと思います。






誰にも会わなかったので、昼下がり「ゆで太郎」でかきあげ丼セットをいただきおとなしく帰宅したのです。




えーと、夕食は法会でいただいた「赤飯」でございます。





桜はこれから佳境となるのでしょうが、一部で「こぶし」が咲き連なっています。

家の近くの「こぶし」は剪定されたせいかまだ花には日にちがかかるかもしれません。



暑いくらいの晴れた春分、「花の季節」、「こぶし」の季節を通り過ぎ、夜半から雨が降っています。


10年前は晴れ&くもりでした。

一報を受け池袋サンシャインから帝都タクシーに乗り、着いたところ管理事務所までまったく歩けません、腰が抜けるというのはこういうことかと実感しました。

駆けつけてくれた義姉も1年半後に亡くなり既に墓碑に刻まれています。


春は別れと出会い、

と思える季節なんだろうか・・・・・



そんな彼岸の1日、10年目の節目・・・・・