主人公は一人娘の父親、雄介。
一人娘は中学生。名前は加奈子。
クラスではリーダー的存在。
ある時学校から帰ってきた加奈子が
転校してきたクラスメイトのせっちゃんに
ついて話し始める。どうやらせっちゃんは
クラスでいじめられているらしい。
運動会の振り付けが変わったのに、
せっちゃんは振り付けの変更について
知らされてなかったという。
その運動会の前に、加奈子から学校に
見にこないでと雄介とその妻は言われる。
行かないとは言ったものの、結局夫婦で
みにいくことにしたが、その運動会で
振り付けがわからずクラスメイトから
取り残されて踊っている加奈子を見て
雄介たちは驚く。
後々先生に聞くとせっちゃんという
転校生はおらず、加奈子がいじめられて
いると言う事実を聞かされる。
…というストーリーの物語。
親としてとても読んで切なさを感じ、
親の心配する気持ちも、自身の立場を
取り繕う為にせっちゃんを生み出す
加奈子の気持ちもわかる。。
何とも胸がきゅーっとする物語。
自身も、正直、今の職場でのやりきれ
なさを感じ、その点では加奈子に通ずる
部分がある。加奈子の気持ちも、
その点ですごくわかる気がする。
家族に心配かけたくないから、
正直に現状を話すこともできない。
わかる。。。
でも、何とか前を向く。
自信を信じて、必ず這い上がる。
かと言って、這い上がれなかったとしても
それはそれでよしとしよう。
その白黒がつくまでは、
決して諦めないことを、ここに誓う。
明日から少しでも成長しよう。
たとえレベル0.1でも、毎日。
10日でレベル1上がれば上出来でしょ。
では