キリガヤの白い重奏ピアノ -15ページ目

キリガヤの白い重奏ピアノ

ほぼゲーム日記です。
たまに画像が手書きの絵になりますが、画質最低です。あぁやんなるわw
絵心ももちろんありませんのでw

最近スキャニングファイヤー!を覚えたので、手書きの絵は画質が上がります。そのかわり、ノートのせんが丸見えにw

辛かった~。風邪引いててなんにもできませんでした。
風邪と言えばで、昔の事を夢で見ていました。

これは私の初恋のお話…。
昔々の話…。小6の頃に移ってきた私は学校に馴染めませんでした。それなのに、中学に入るという拷問。
お友達はいても、それほどの信頼がない。そんな感じでした。
入学式の次の日、国語の授業でこんなことを言われました。

「はい!みなさん!自己紹介カードを作ってください!」

なんですか…それは…。拷問ですか…?
とりあえずこう書いておきました。
なまえ☆ 霧谷凱歌
趣味☆ ゲーム
得意なこと☆ 闇に潜んで孤独になる
宝物☆ なし
好きなものやアニメ☆ ガンダム
さみしいね…。女の子なのに飾りっ気がないよ。
でも驚愕したのはこの後、先生はトチ狂ったことを言い出した。

「回収してコピーして、クラスにばら撒きまーす!」

なんでなんだよ!今思えば拷問だ…。拷問ですかじゃない、拷問なんだよ…。

三分くらいで戻ってきた。早いな!
そして、配られるカード。度々、誰これ書いたの!?えちょ、マジで!?と聞こえた。

「はーい!みんなに行き渡ったところで名前をいいましょう!」

マジすか。この時は本当に血の気が引いたね!やばかったね!
カードを出席番号に並び替え、一人一人の顔を確認する。

「~です!」
「~や!」
「~!よろしく!」

本当にこんなのが続いた。そして私の番。

「キリガヤオウカです…」

おしまい。緊張で噛まないのが精一杯でした。隣の男子から具合悪いの?と聞かれたのがちょっとがっかりした。そんなにか!

そして終わりに近づいた頃の一人の男子のカードを見て、驚いた。趣味ゲーム、好きなものにガンダム、得意なことが孤独を醸し出すこと、と書かれていたんです!

「~です…煮るなり焼くなり好きにしてください」

それ自己紹介!?死亡フラグ立てたよね!?
この男子に興味を持ったはいいものの…。話しかける勇気がない。
昔から卑屈でした。
でもチャンス到来、全校集会の時、後ろがつまってるだの、なんだので、二列になりその子が隣にきました。
でも話し掛けられなかった…。あーあ…。
チャンスは過ぎてった…。

家に帰ると、お姉のアホな言葉をかけられました。

「かっこいい子いた!?」

「友達がいないんですが」

「それはあんたが卑屈だから!」

そんな会話をしながらシャーペンを買いに行きました。近くのスーパーで良さげなのを買って帰ろうとしたその時、視界のはしに写り込みました。そう、あの人が。
いまなら、さりげに友達みたいにはなしかけられるかも!
そう思い、話しかけようとした時!

「あれ?キミ、キリガヤさん…?」

相手からはなしかけられました。

「え、あ、うん、そうです…」

「こんなところじゃなんだから…」

喫茶店に行こう。
はい!
↑脳内会話。
「明日学校でね」

「あ、はい」

何だよそれえええ!引き止めろよ!わたしいいいいい!!!
でも声を聞けただけ良かった。学校に行くのが少々楽しくなりそうでした。
次の日学校に行ったら、彼から話し掛けてきました。内容は、どんなゲームが好きか、ガンダムはなんのMSが好きか、形式番号は覚えているか。
ポケモン、ガンダム、RX-78-2の順番で答えると、驚かれました。当時は、アムロのガンダムが二号機だと知っているだけですごかったのだとか。
すぐに意気投合し、休み時間になると、お互いの机で喋っていました。
周りの人から、できてるの?
できてないよ~。
と言う会話を毎日するほどひどかったみたい。ただのヲタ談義なのに!
ヲタの時点でただのじゃねえよ。
1年の夏の日、お姉と何かを買いに行こうと、スーパーに行きました。すると、彼とばったり会いました。

「あれ?キリガヤ?」

「あ、S君」

苗字もしたの名前もSが頭文字なので消させていただきました。も消し?しません、そんなこと。

「オウカ~?詩姉に言わないってどう言うことかな~?」

「なにを?」

「しらばっくれるな!」

「もしもーし」

まさかのS君放置プレイ。お姉も正気をすぐに取り戻しました。

「あ、じゃあ、買ってくるからオウカ待っててね?」

「ほいほーい」

お姉がウインクして去って行きました。今ウインクなんてされたら死ぬかもしれない。
こら、脱線するな。

「あのさ、キリガヤ」

「なに?」

「その…俺と…付き合ってくれないか?」

いきなりのことで、頭がふしゅーっ、と音を立ててフリーズ。男の子ってみんなこうなんですか?いきなりするもんなんですか?

「私で良いなら…」

と、咄嗟に口走った私。意識していたようです。いつの間にか。

それから、二人で遊びに行くことが二人の間に増えました。遊びに行くっていうのは、デートの事です。到底考えつかなかったことでしたね。ありえませんね。あり得ることだったのです。もともと、そういうのに興味があったからかも、しれないですけど。

それから時がたって1年の秋の終わり、私は風邪を引きました。
昔から病弱でもあってね、よく風邪を引いた。冬場は特に。きついよ~!本当に!

しかし、その日は約束していた日。仕方ないね、連絡しとくね。とお姉が心配してくれているにもかかわらず、私は着替えて、
大丈夫!いってきます。
と、言って出て行きました。
待ち合わせの場所に先についているのが彼です。決めた時間の5分前行動で行っても、すでについているという早さです。

「おわっ!オウカ!どうした!顔赤いぞ!」

「えへへぇ、ちょっとね」

「大丈夫?」

「もちろん」

その日は普通に遊びました。もちろん次の日はダウン。それでも、二人で居たかったのが昔の私です。

それから、時間がたって、何回も二人で遊んで、病気になっても、辛いのを我慢して行って、彼の顔見て辛さぶっ飛ばして、帰ってばたんきゅ~…。こんな日が続きました。

そして、数年前の12月…。2年生の冬…。
二人のクラスは別れました。それでも、仲良く続いていました。
いつものように遊ぶ約束をしていて、この日は彼の誕生日の翌日でした。前の日が私の都合で遊べなかったため、この日に繰り上がったのです。
ですが…、私はいつもより重く辛い風邪を引きました。でも、彼に会えば大丈夫。そう思い行きました。
珍しく彼は居ませんでした。少々大きなバッグ持って、待っていました。
頭が痛い…クラクラする…。でも大丈夫。
彼はすぐきました。

「おい!オウカ!大丈夫か!?」

「へへっ、大丈夫だよ」

「うわ!あっつ!もう、無理だろ!送ってくよ!」

私はバッグからプレゼントを渡しました。笑顔を作ることに精一杯の努力をしました。

「大丈夫だって…はい、誕プレだよ…遅れてごめんね…?」

「ありがとう…」

彼は悲しそうな顔で送ってくれました。私はおんぶされ家まで送られました。
あったかくて大きな背中…、そう思いながら、いつの間にか寝ていました。
気づいたら家の布団で寝ていました。インフルエンザだったようです。
4日くらいで完治して、学校にいった日、彼といつものように帰っていました。私達は曲がり角でいつも別れます。曲がり角が差し掛かって来た頃、彼は口を開きました。

「なあ…オウカ?」

「なに?」

「別れようか」

いきなりのことでした。

「いつもさ、オウカ、赤い顔して辛そうなの我慢してくるだろ?俺なんかと付き合ってるからだよな…」

「違うよ!辛くなんかないよ!」

「今、俺たち別れないと、多分後でゴタゴタするから…さ」

「ショウ君…」

そう言って、彼は去って行きました。彼の家は私の家と反対の方向でした。
家に帰って、いつもは楽しい気分でただいまー!と叫ぶんですが、そんな気分じゃないので、何も言わず入りました。
自分とお姉の部屋に入って、布団に潜りました。
その後お姉が帰ってきて、私を見て言いました。

「オウカ?どしたの?なんかあった?」

「…」

「ケンカしたの?」

「フラれた…」

「えっ…」

「いっつも辛そうな顔してて、それは俺のせいだからって言って、私のためにって…」

そう言って私は泣きました。お姉は背中を撫でてくれました。

「オウカ…」

「私は…好きだから我慢して行ってたのに…顔が見たくて行ってたのに…」

「…」

「いけないことだったのかな?詩姉ちゃん…」

「いけないことじゃないよ」

「…」

「オウカはショウ君を想ってたんでしょ?だったら胸はっていいよ。ショウ君も、オウカが好きだから、別れたんだよ。オウカに笑ってて欲しいからさ…」

「そうかな…」

「なんて、マンガの真似だけどね」

「もー!詩姉ちゃんのバカ!」

私は笑いながら、泣きながらそう言ってお姉に言いました。一日中お姉は隣にいてくれました。多分この次の日から呼び方は、お姉になり、シスコンになったんだと思う。
次の日。彼はいませんでした。いつも、曲がり角で立ってくれているのにいませんでした。
下駄箱を見ると、靴がありました。
休み時間になっても、私のクラスに来ませんでした。
帰る時間になって下駄箱を見たら、上履きでした。
別れるってこういうことなんだ…。

こうして、私の初恋は無に消えました…。
今、JustBeFriendsがちょうど流れてる。歌詞がピッタリすぎる…。
一度だけ 一度だけ
願いが叶うのならば
何度でも生まれ変わって
あの日の君に会いにいくよ…

なんで泣いてるんだろう…未練がましいよ、私…。