若いのに死に急ぐことはないだろう
夢だってあっただろう
私と君はさして親しかった訳ではないけれども
幸か不幸かやはりいなくなったと知ると哀しいと感じるものだね
君にとって私がそうたりえたかは今となっては分からない
ただ、君がいなくなってそう感じられるのは、君と出会えたことが私にとって喜ばしいものだったってことだ
それがこんなに短い期間になるとは予想だにしなかったが、君の親御さんや旧友を差し置いて私が言うことでもないだろう
君は楽しい人だから、多くの人にとって喪うには惜しい人間だったんだよ?
葬式なんていうのは今生きてる人間のためのもので旧態依然だとは思っているけど、君に顔を会わせてサヨナラを言わなくちゃいけない
人が死ぬのは人に忘れられた時だ、なんてどこぞの有名漫画にあったがよく言ったものだ
明後日、ちゃんと会いに行くね