自分にとって強烈だった体験を一つ、これは東京に出てきて数年目のお話。
場所の詳細までは書きませんが地元の人ならあそこか!!って分かるくらい有名な幽霊屋敷に住んでしまった時の体験談です。
場所は東京の江戸川区なんですが其処の一軒家を父親が10万で借りれるぞ~と持ってきた物件でした。
僕の出身が沖縄で地価や物価は東京都は比べるべくも無くって感じですが、今思えばどう考えても安い!!一軒家で3LDKで10万っておかしいですよ。
作りは3階建で屋上も洗濯物を干せたりで使い勝手も良く地下鉄の駅がすぐ近くで交通のべんもイイんです。
文句なしの良物件!!なので当然ながら家賃を下げている理由は事故物件。
その時は親父も馬鹿だし、母親も田舎者だから家賃が多少安いが~こんなものかと思い入居を即決!!入居初日こそ物音がする程度であったものの。
数日たって、キッチンで母親が料理をしていてキッチン側の窓を開けたとたん、隣の寿司屋女将さんが「出た~~~」って叫んで店の奥に引っ込んで行くのを母親が見たと言うので何事かと父親も伴って寿司屋の戸を叩くと・・・
寿司屋の主人が「すいません、うちの嫁がどうしても、お宅と話したくないと言うので、今日のところは帰って下さいませんか?」と言われ
父親も「何の説明も無しに帰れとは失礼ではないか?」と言ったものの、寿司屋の主人も理由は言えないの一点張りで話は平行線になってしまった。
父親も面倒になり、「もういい!!とにかく変な行動はやめてくれ!!それだけでいい」と言い捨てて帰ろうと背を向けると、寿司屋の主人は「なら、キッチン側の窓を開けるのを止めてくれ」と言い捨てて戸を閉める始末。
当然、理由も無くそんな横暴に応える必要も無し!!と無視したのだが・・・・翌日から我々が引っ越すまでの間、ただの一度も寿司屋の窓が開く事は無かった。
理由は後々になって分かるのですが、今はこのまま話を進めます。
それからは目立ったトラブルも無く妙な物音こそ気味の悪いものの普通に生活していました。
ここで話しておくと、この家には家族5人で越してきて、家族構成は父親、母親、自分、妹、弟と言う感じです。
明確な異変が起きたのは、住み始めて一月がった頃、夜になると決まって一階の居間に家族全員が居るのに階段を2階に上がる足音がする。
最初はネズミ?とも思ったが次第に駆け上がる音や、明確に踏みしめる音が聞こえるようになり、ようやく呑気な我が家族もヤバいのではという意識が芽生え始める。
だが、うちの父親は心霊関連はすべて精神病の一種で家鳴りは化学現象で説明がつく!!と豪語する頑固なうえに阿呆としか言いようの無い脳筋男なので我々の意見には耳をかさなかった。
しかし、完全否定派の父親の居る時に全員が居間に居るにも関わらず階段を上り下りする音が響いた。
流石は親父である、第一声は「泥棒か?みんな手に武器を持て」だった。
霊に打撃が効くものか!!と今なら言ってやりたいが、あの時は親父が絶対的な権力をもっていたので家族全員が各々に武装して、廊下へ出たがその間も目の前の階段は足音を立て続けている。
家族一同何も言えずに目の前の現象が収まるまでただひたすら見るしかなかった。
そこから怪異は加速していった、女性のうめき声が昼間でも聞こえたり食品が半日で腐ってしまったり、鏡やガラスに女の姿がちらほらと見え隠れし始める。
特に酷かったのは風呂場だ、髪を洗っていると浴槽から強烈な視線を感じるのだ、たまらず横を見るとザンバラ頭の女の頭が引っ込む所だったりと精神を削られる心霊現象が起き続ける。
頭を洗ってる時に視線を無視し続けると・・・頭を洗う手に別の手が混ざったり、髪の毛が混ざったりと絶対に自分の姿を見せると言う攻撃を仕掛けてくる。
そして、寝室で寝ていると階段を上がる音がするのでドアの隙間から覗くと、階下から青白く光る女の形をした靄が上がってくる所だった。
ダッシュでベットに戻るとドアがガチャリと開き、ザンバラ頭の女が寝室に入ってきた・・・皆が寝息をたてる中で、女のうめき声に混ざってブツブツと呟きが少しずつ自分の耳元に近づいてくるのが分かる。
息が生臭い吐きそうになるのを堪えて、目を硬くつぶって居ると「ブツブツ・・ブツブツ・・ブツ・ろ・・ブみ・・ブ・ろ・・・・・見えてブ・・るだろ・・・クスクスブブ・・・起きてるんだろ~~」と最後は不協和音としか言いようのない声が響き女の濃厚な気配は消えていった。
このような怪異が日常的に起こる家だったのだが、書いたのだけでも私の体験のみだし、その中でもほんの一部でしかない。
今日はここまでにしよう・・・明日はまたこの続きを書きます。
書いていて思い出すほど鳥肌が立ってくるもんで、それではまた明日、今日のを見た人はお会いしましょう。
