Aegis

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                          ― イージス ―
      

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「私たちを助けてほしい・・・

実は・・・・・・・・わかってくれたかな?」


「アグルさん、まとめると、


No5はNo1によってひどい扱いを受けている。


そして過去、僕たちのような力を持つ人たちによって


とある悲劇が起こっている。


その悲劇を繰り返さないためにも、協力をしてほしいが、


その悲劇は僕たちにはまだ説明できないと・・・。


そういうことですか?」


「アグルさん。まだ言えないって・・・


その言えない理由を私はしりたいわ。」


ジル、アネットは戸惑いの色を隠せていない・・・


すると、アグルはとても落ち着いた声で言う。


「そうなんだ。このことはまだ話せない。


私も詳しく知ってるわけでもないんだ。


それに、君たちも力をまだコントロールできてない。


あやまって二の舞になる。失礼な言い方かもしれんが、


そうも考えられるんだ。わかってほしい。」


しばらくの沈黙のあと、


今までずっとだまって3人を見守っていた


セターが重い口を開いた。


「お言葉ですがアグル。


私にこの二人のことをまかせていただけないでしょうか。


実は、私はあなたにある秘密を隠していたのです・・・


お許しください。娘が命の危機にさらされる。


もしそんなことがあったら。そんなことを考えてしまい、


なかなか言い出せなかったのです。」


「セター、どういうことだ?私にも話せない。


命の危機。まさか・・・」


アグルが顔を真っ青にしている。


ジルとアネットは話がわからず、


緊張した面持ちで2人を見つめていた。


セターが重い口を開く。


「はい。そうなのです。


私の娘。ソフィーは、悲劇の伝承者であって、


被害者でもあるのです。


しかし、私は、そのことを隠したかった。


命を守るためです。


うすうす、ソフィーは自分が力を持っていることを


気づき始めていると思います。」


重たい空気が流れる。


最初に口を開いたのは、アネットだった。


「ねぇ。ソフィーのちからっていったい何?」


ジルもきく。


「伝承者であって被害者。その意味を教えてほしい。」


観念したように、


アグルが口を開いた。



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