98 アシュラリスト メルトスルー
安全性が確認されていない最新技術。
危険が認識された経済アイテム。
地球温暖化は原子力発電に頼らざるを得ない脆弱性。
世界一の堤防から、
体から、心から、魂からメルトスルーするものは何か、誰か?
人間は「象の足」に踏まれ、のた打ち回る。
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ゼーレの眼
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http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110608/dms1106081635026-n1.htm
東電必死で隠した「メルトスルー」の恐怖…炉心溶融より深刻2011.06.08
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「像の足」
メルトスルー(溶融貫通・原子炉貫通):格納容器を貫通すると、その台のコンクリートと融合して溶岩状になることもある。チェルノブイリ原子力発電所事故では原子炉の容器は二重構造ではなかったが、容器を抜けた溶融燃料が他の物質を溶け込ませて溶岩状燃料含有物質、外観から「象の足」と呼ばれるものを形成した。
メルトスルーした核燃料が土台のコンクリートをも突き抜けて地球の反対側まで落ち込んでゆく(実際にはこのようなことは起こり得ないが)ことを、同名の映画ではチャイナ・シンドロームと表現した。
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歌の告知があった。それは、制服向上委員会が歌う「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」。未来を担う子供たちの悲鳴か…
私(SWAN)がNPO法人「エンパワメントかながわ」のイベント取材でもらった資料にはこう締めくくられていた。
わたしは、私が何をするかを自分で選んで決めていい
わたしは、じぶんのよいところや能力を、ちゃんと認めてもらってもいい
わたしは、確かにあなたの感情を伝えていい
わたしは、他の人の気持ちにではなく、自分の気持ちにそって、「はい」「いいえ」を言っていい
わたしは、まちがえてもいい
わたしは、わたしのままでいい
と、おとなが自分を信じてほしい…。
私は感じる。「人生の抱負は子どもの姿でやってくる」とラビンドラナート・タゴールは言った。私達の行動と希望は子どもの姿で、そして結果は子どもの成長の姿でやってくる。
ダッ!ダッ!脱・原発の歌/制服向上委員会
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金融機関に身を置く一人として、実に頭が下がる思いだ。
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城南信用金庫が脱原発宣言~理事長メッセージ
城南信用金庫は4月8日、自社のホームペーに「原発に頼らない安全な社会へ」というメッセージを掲載。金融機関が「脱原発宣言」ともとれるメッセージを発信したことが、インターネット上で大きな話題となっている。吉原毅理事長が、メッセージを発信した背景を語った。
城南信用金庫は、東京23区南部から神奈川県に85店舗を展開する信用金庫。融資額や貸し付け額では業界一位を誇る。貧富の格差解消や弱者救済の理念を持ち、消費者向けのカードローンは、現状では一切扱っていない。またクレジット・信販会社とのATM提携も一切行っていないことで知られている。
城南信用金庫
城南信用金庫のメッセージ「原発に頼らない安全な社会へ」
http://www.jsbank.co.jp/topic/pdf/genpatu.pdf
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