ドアガラスがレールから外れてガラスが割れたとの事で
預かってみると
最近では珍しい
ドアガラスの破損
更になんとトヨタ車
以前(ディーラー時代でも、営業所全体で年に片手程度の回数)
因みにSCP10のヴィッツ
何時もの如く
作業始まってから記事にしようと思ったので
ガラスを掃除してから撮影
ホントはモット破片が付いてます。
ドアの隙間から覗くと
レギュレータ本体が曲がってるよ
最近の車はガラスが外れると事は無いが
これでは外れるよな
カーペットも掃除してからなのでホントはモット有る
唯一掃除前なのは
ドア内部は掃除する前に撮影
この残骸の処理だけでも大変で
作業は慎重に進めるも
破片が手に刺さり出血
やはりガラス交換時(割れた時)は皮の手袋をした方が良い
でレギュレーターを外すと
見事にひん曲がってます。
レギュレータが曲がるのは初めて見た
パンチングで強度を上げてる様だが
材質又は厚みの不足で強度が足りず曲がってしまったのだろう
幸いモーターは生きているのとレギュレータ-単品で出るので
それだけが唯一の救い
※トヨタは昔から殆どの車種で、レギュレータ単品は出る
車検整備は陸運支局に行くのと、待ち時間で半日潰れるので
時給で言うと一般整備の方が今の時期は良いのかもしれないなと思った。
部品が来たので見比べると
殆ど同じと言うか全く同じ
どうやら強度不足が原因ではない様だ
ガラスの形状が改良されているらしい
※旧ガラスは割れているので形状を比べる事は出来ない
そしてモーターを取り外して、新しいレギュレーターに付けて
ドアにレギュレータAssy付けて
ガラス付けて
オート学習やって
これで終わりだ~
と思ったら
全閉と同時にガラスが半分まで下がる
どうやら
ハサミ込み防止装置が働いている様だ
ネッドで検索すると
モーターの学習が必要らしく
から回しで4秒以上アップに回すとの事
スイッチコネクターを外すとダメと書いてある記事もあるが
それは無理でしょうと
違う記事を見ると
どうやらこれが重要な様だ
モーターを付ける位置が中間付近じゃないとダメな様だ
(これやる前にモーターのから回しは一応終了)
そして
今度こそ大丈夫だろうと
オート学習させるも今度はオートが効かない
学習時には色々な条件があり
勿論ドアは全部締まってるとか、水温が80度とか(水温計が無いので温度が分からない)
その条件が今回は合ってなかったのか
もうしばらくしてから、やればオートも学習するだろうと
ハサミ込み防止はガラスレールのゴムが劣化しても発生する場合があり
要らないと思うのだが
何でヴィッツクラスについているのか不思議に思った。
★ヴィッツは若い未婚の女性がターゲットのハズだが、小さい子供が乗ると言う考えなんだろうか!?
追記
オート学習は一秒と書いてある記事もあるが、SCP10は5秒以上で正常に学習、やはり中間位置が重要で両端だとダメな様だ