一昔前と言っても20年以上前の話
ディーゼルエンジンのフューエルフィルターは10万kmで交換が当たり前だった
が
しかし
ディーゼルエンジンの高性能化と共に
8万kmになり
6万kmになり
とうとう
3万kmで交換
YDエンジン
2年又は3万kmで交換
ちなみにキャラバンなのでYD25エンジン
流石に2年は速すぎだろうと、今までの車検時は見送っていたが
今回4万km超えたので
今回は交換しないとマズいと思い交換
ディーゼルがコモンレールになってからはフィルターが汚れやすいのか
どのメーカーも3~5万kmと距離が短くなった
車種によってはダブルで付いてるのもあり
ディーゼルのメンテ料金はうなぎのぼり
★フィルター交換をケチるとポンプやノズルの寿命を早めるので、ディーゼルはメーカー指定距離で交換した方が良い、修理代の方が当然高いので★
それでもガソリンよりは低速トルクが有るのと燃費(多分この理由が一番)
トラックはディーゼル一択にしかならない
ハイエースの2ℓガソリン車は低速トルクが細く遅すぎてストレスが溜まるらしい
※2.7ℓなら多少真面に走ると思う
いっその事SC(スーパーチャージャー)でも付ければ低速トルク不足も解消され
ガソリンの方が良い様な気もするが
2.7ℓ+SCガソリン車ならトルク不足も感じないと思うが、ガソリン馬鹿食いで燃費が5km/ℓ以下で燃費重視のユーザーは誰も買わないから何処のメーカーもやらないし
売れないと思っているのだろう
自分は売れると思うけど (笑)
で
何処にフィルターがあるのか分からないので
ネットで調べると
ご丁寧に解説してくれる方が居るのでそれを参考に
ドライバーズシート下にあるとの事
早速カバーを外すと
有りました~
ちなみに手前にある醤油チュルチュルがプライミングポンプ(笑)
最初は何も外さず(フィルターは交換なので当然外す)
トライしたが
どうも無理っぽいので
レゾネータのみ外す
これで一気にクリアランスが広がり
ラチェットがすんなり入りやり易くなる
運転席シートは外しても殆ど変わらないので、外す必要は無い
外したレゾネータ
ボルト一本で外れる
そして醤油チュルチュル
(石油ポンプは日本人が発明して、最初は醤油を汲み上げる為に使っていたらしい)
をどかすと
なんと軽油が滲んでいる
アップにすると
リターンがあるのか
パイプは合計4本ある
※通常は2本
そして
ブラケットはそのままでフィルターを抜こうとしてもプラスチックの出っ張りとコネクターが邪魔で抜けないので
ブラケット毎外す事に
そして
最近のニッサンのお決まりの
13mmボルトが登場(ボルトの頭のサイズ)
しかし
それだけでは抜けないと言うか外せない
底の部分にセンサーがありそれのコネクタを外すのが一番めんどくさい
こんなセンサーが付いてる
通常は水検知のセンサーが付いているが、これもそうかもしれない
ベゼルを駆使して何とかクリップを外す
ニッサンは昔からこの方法が多くて
やり難い
※唯一のメリットはコネクタにロックがあるタイプは経年劣化で破損した場合取り外しに苦労するが、金属クリップタイプにはそれが無い
そしてブラケット毎外す
インレット(多分)ホースのバンドが向こう側に有り、取り付けに苦労すると思うので
ホース事外した方が良い
バンドは同じ位置に嵌めるのがセオリー
ポンプまでは負圧のディーゼルには殆ど関係ないと思うが
エアーを吸う可能性も無きにしも非ずなので
後は新品のフィルターをブラケットに取り付けして
シュポシュポが重く成れば終了~
の筈が
エンジンをかけると
何とエンスト
ポンプを握るとまた軽くなってる
更にシュポシュポやって
今度はエンストもせず終了~
因みにフィルターは税込み¥9,200円と高額
※更に工賃が入る
これを3万km毎となると、ディーゼルエンジンのイメージは昔とは真逆だなと思った
★昔はオイル交換さえすれば10万kmは乗れるイメージ★
※逆にガソリン車の燃料フィルターはメンテナンスフリー化して殆ど無交換
技術講習もこういった事をやった方が遥かに為になるが
そういう考えは無いんだよな~
定期交換部品は車検時には必ず交換する事になるが
センサー類は初回車検や3年位じゃダメにはならないし
ホント毎回意味のない講習を何故やるのか俺には理解できない
金儲けと言う事だけは理解できるけど(笑)
さらについでに
冷却水が結構減るので
キャップも交換
108kpa
めんどくさいので以後1.1k
の開弁圧だが
テスターで見ると0.5k
見た目は何ともないが
何処のメーカーもラジエータキャップの耐久性は落ちた様に思える
メーカーが作ってる訳では無いので
下請けがダメになったんだろうな