今週は本業以外で忙しくてノーランウィークになりそうな気がするが

最近増えて来たドライブシャフトアウターブーツ交換

このタイプが出た時は画期的だな~

これでドライブシャフトブーツ交換も無くなるなと思ったら

樹脂製ブーツでも破れるんだな~

トヨタ車が目立つのは入庫率が高いせいもあるが

最近のトヨタ車のブーツ不良と言うかドライブシャフト自体の不良も多い

カローラ101~121系はブーツが異常無くてもカタカタ異音が凄く出る

その異音を消すためにバンドを解いて、スペシャルグリスに交換する作業が多い

ゴムブーツみたいにガッツリ破れる事は無いが

ピンポイントに穴が開いたりする事が多い

以前は嫌って使わなかった割れブーツも最近は良くなってきたので

最近はこのタイプを使う様になった

一応3年3万km保証なのと

以前の様な完全に接着するタイプでは無く

勘合タイプと言うか嵌め合わせるタイプ

フロント駆動のドライブシャフトは内側がかなりの角度になるので(外側より内側の角度が大きくなる様に出て来ている、アッカーマンジャントキコウって言うんだよ)

完全に接着するよりある程度動いた方が接合部分の負担が少ないんだと思う

カーディーラーもこのタイプしか使わないと言うか、インナー分解するより遥かに時間短縮出来るメリットがあるが

部品代が約4倍と高いのがネック

※部品代は高いが工賃が安くなるため、ユーザーの負担は同じか、かえって安くなる

自分の車だったらノーマルタイプを使う

古いブーツをカッターで切って

 

グリスだらけのベアリングが顔を出す

古いグリスは全てふき取る

そして新しいグリスを塗布

気分はパテシェ(笑)

ブーツにグリスが付かない様にカバーを付ける

つるつる面をグリス面にした方がグリスが付かないと思うが

あまり関係ない様だ

そして

新しいブーツを付けて割れ目を嵌め合わせる

そしたらカバーを抜いて

バンドを締めて終了

頭が回転方向と逆がセオリーだけど

左右からカシメるのでバンドが緩む事はあり得ないので

これも関係ないと思う

泥濘地でも走れば、泥が絡みつくから外れるかもしれないが、4駆じゃないので、それも無い

整備士からすればカンタンな部類の修理だけど

こう言う作業がドライブシャフトブーツ交換なんだと分かる様に書いてみました。