不運は重なるもので

3tに続き

5tのエアージャッキも不具合が出て

と言っても

尋常じゃないオイル漏れなのでオイルシールとかではなく

リザーバ系統の何処かからの漏れだと思ったので

それほど心配はしてなかった

リターンパイプが抜けていて

外からではどうやっても入らないし

運よく入ってもシーリングをやらないと

また漏れてくる(微量だけど)ので

また

シリンダーAssyを降ろす事に

5tは3tと比べ物にならない程頑丈で重く

 

チェーンブロックのお世話に

多分シリンダ抜きでも30kg位ある

前回3tでジャッキの構造は理解できたので

リザーバを出す。

つまり

油圧シリンダ本体を下すには

左右のボルト8本(3tは6本)外すだけで良い

★取り外すだけなら6本(シリンダーが本体に止まっている本数)でも行けるが

 手動用のバー固定シャフト(これが2本のボルト)を外さないで手動用ピストンを抜いても入れるのは至難の業なので

※正確には+1本エアーシリンダオイル供給用のパイプボルト、これはエアージャッキにしかないのでノーマルのジャッキなら8本、こんな事書く必要有るのか!?(笑)

3tがおもちゃに見える

シリンダーのみと言うか動力系統の修理なら、ここまで分解する必要は無かった。

何故リターンパイプが抜けてしまったのか?

考えられるのは

エアブリーダの詰まり

しかし

コイツは

イモネジが入っていて

エアーブリーダになってなかった(笑)

経年劣化と最近の高温でリザーバーが高圧となり

リターンパイプが抜けたらしい

自分で入れた覚えはないので新品時にこれが組付けれれていたのだろうか!?

これも買ってから20年近くなるが今までパンクしなかったのが不思議だ

リザーバは金属製では無く樹脂製だからある程度の膨張には耐えれれるが

エアーの量が少しでも増えると

エアーの膨張量はオイルの比では無いので

年々微量にオイルが減ってエアーが入ってパンクした!?

これが正解か

原因さえ分かれば

修理は簡単なので

早速ブリーダを作成

その前に

リターンパイプが絶対に抜けない様にシーリングでガチガチに固める

左右にも動かない様に固める

絶対は無いが、リターンパイプより本体吸入側が抜けるのでリターンは人力で行わない限り絶対に抜けない(笑)

適合するピッチと径のボルトをバイスに挟み

片面をカット

このまま入れてもブリーダにはならないので

これまた適当に探したクリップを付ける

これではイマイチエアーの抜けが悪いので

スプリングワッシャーを手締めで付けて完了

これで

3tのシールがゲット出来れば

一件落着~