最近はもっぱらマラソンネタだけど
以前もロードバイクでケイデンスは90が基本だが
ロングではそれ以下の60~70のケイデンスの方が足が売り切れ難い
ロードバイクに乗り始めた頃は筋力も無いからひたすら100位のケイデンスで走っていたが
クロさんとのロングでガス欠(ハイケイデンス走行は燃費が悪い、車で言えばショートストロールエンジンの高回転型レースエンジンと同じ、ロングストロークエンジンは低回転からトルクが太い為、高回転まで回さなくとも必要なトルクが得られる結果燃費が良い、最近のエンジントレンド)による途中離脱と言う屈辱を受け
何が自分と違うのか観察すると
ロングに強い人は低ケイデンスの使い方が上手い
そこでいきなり真似しても足が悲鳴を上げてしまうので、ひたすらヒルクライムで筋力アップを図り
見事クロ練リベンジ
流石のクロさんも俺の様に変わりびっくりしていたのを今でも思い出す。
と
ランニングとは無関係な出だしだが
これには深い関係がある
ランニングの本で出て来るシザース動作
小出監督や金さん、岩本さんの本には出てこなかったが
つい最近購入した、みやすのんきさんの本で出て来る言葉
これはあくまでも基本であって
必ずしもこれが正しいとは限らない
その一例がこれ
ユーチューブから拝借(営利目的じゃないから大丈夫でしょう)
教科書の様な走りの大迫選手
重心の真下に着地し軸足が着地する時には遊脚が軸足を追い抜いている。正にシザース動作が出来てる
それに対し
重心より前に着地し(前傾が凄いから実際は真下に近いのかもしれないが)遊脚ははるか後方
全くシザース動作が出来ていない
これじゃ全然だめじゃないかと
教科書通りのマニュアル通りが好きな人には思えてしまうが
ゴール後のタイムを見ると14秒ムァゥラ選手の方が速い
つまり
ムァゥラ選手は余力が残っていた。
大迫選手はハーフでさえ余力が残っていなかった。
フルになるとその差は歴然だと思うが
実現する日もそう遠くは無いだろう
つまり
シザース動作は無理にやらなくても速く走る事が出来る
★一番重要なのは軸足にしっかり荷重が掛かり、遊脚が抜重されていればシザースに拘る必要は無い、抜重されていれば踵が跳ね上がる事も無くスムーズに足先が前に出る
一番の違いは足の長さが全然違うからこう言った違いになるんだろうけど
足の長い人はストライドを長くする事が出来るから
シザース動作は不要(足が長くてもピッチ走法の場合は必要か?)
日本人の大多数は足が短いから(足の長い人も居るが)ピッチ走法がベストだからシザース動作をやりなさい
しかし
コンパスと言う武器(マラソンでは大きな武器だと思う)がある人はストライド走法の方が向いているからシザースを意識する事は不要
勿論短い人でもストライド走法の人は居るから
※しかし足の短さを補うために、どうしても大迫選手の様に飛び跳ねる(浮いている時間が長い)走りになってしまう
100%正しい答えと言うか走り方は無い