今回で二回目の黒爪
2回経験して分かった事、と言うか共通点が有り
それがやはり原因だと思う
二つの事が重なると完璧に黒爪になると言う事
一つ目は、キツ過ぎるシューズ(タイトとキツイは別)
特に先端が窮屈(上下左右全てに)なシューズ
二つ目は、踵が完璧に固定されていないシューズ
ボストンブーストは散々記事で酷評しているが
事実なので仕方がない、どう工夫しても踵がまともに固定できない
上記二つの事が重なるとシューズ内で足が動き親指がシューズ内側に何度もスライド(スライドと言っても数mmですが)し
圧迫されるため黒爪になる。
と言う事が分かった。
逆にどちらか一つだけの場合は黒爪になり難い
※キツ過ぎるシューズの場合は踵のホールドが完璧でも、キロ数が増えるにしたがってアーチが下がる為、指の圧迫が増える事は避けられないので、やはり黒爪になるが緩いシューズの場合は踵のホールドが甘くても指は圧迫されないので黒爪とは無縁、その代り緩いシューズはアーチ低下により外反母趾、足底筋膜炎、開帳足等のリスクを伴う
バジー・ブリーズは最初二段ハトメ止め(正式名は違うと思う)をしなかった為、シューズ内で足が動きBBと同じ様な現象が起きた。
しかし
二段ハトメをすると格段に踵のホールド性が上がり、ズレる様な感覚が無い
最初からこうすれば良かったが、シューズmasterのお勧めのシューレースの使い方だと最後のハトメは使わないので、自分もそれが良いのかと思い使わなかったが、足首が細い人は逆効果だとのコメントもあり、自分的には細いとは思っていなかったが、最後の穴を使った方がバジー・ブリーズはホールド性がグッと上がる。
LR TSもやはり最後のハトメを使った方がホールド性が良い
しかしながらBBは全く変わらないので、ソールを薄くしてからは黒爪にこそならないが、足がシューズ内で動くため、突き指と同じ症状が出て、親指全体が痛くなるので、
踵のホールド性はとても重要
ランニングシューズの生命線
と言っても過言では無い
ザンテも最後のハトメは使ってないが、こちらはアッパーのクリアランスに余裕が有り二段ハトメやらなくても、黒爪にはならないが踵のホールドはイマイチ(それでもBBよりはまし)なので、ザンテも二段ハトメを施せば踵のホールドはグッと上がる可能性が有る
ニューバランスはアシックスみたいな硬派なイメージは無いが、作り的には硬派(妥協しない)な作りのメーカーだと思う
可愛らしい外見とは裏腹にホールド性が良い
羊の皮を被ったオオカミ的なメーカー
黒爪の痛みもひと段落したので、バジ・ブリのインソールを戻して、二段ハトメでまた10km走って違いを感じてみたい。