復帰させようと思ったRG50Γですが、この度転機が訪れ、別れを告げました。
要因としてメリットと課題が明確化した事です。
近頃、周りでもバイク乗りの数が減少し、ツーリングに走る機会も無くなった事です。
自分自身も乗る機会が減り、ほぼ留置車両でした。
金銭を投資しても走る機会がないべく余剰になるくらいなら、これから原付免許取ってバイクライフを楽しむ高校1年生の後輩君にバトンタッチしたわけです。
世代交代ってやつですね。
大事に乗ってもらいたいとこです笑
唯一、宮城で現役32年のこのバイク。
よく、ガンマは遅いと耳にしますが少なからず、100%そうではないと思うのです。
確かに事実上、NS系と比べるとパワーバンドは狭く、加速力は劣るものの、先程挙げたように独特なトルクと高速〜伸びは尋常じゃないくらいあります。
それがSUZUKIが開発したこのNAエンジンの特徴とも言えるでしょう。
このデザインと仕様はガンマ特有だと言えます。
水温計はアナログでありながらも、見やすい真上部に元から配置(この年代の原付MTは旧RZ50、MBX50F、AR50など全て元からアナログ水温計装備)。
ランプの配置は型式により異なりますが、
青→ハイビーム
赤→オイル警告
緑→ニュートラル
オレンジ→ウィンカー
ランプの色の意味はどこのバイクも同じですね。
全年式、速度計は左。タコメーターは右に配備。
タコメーターは10000rpmよりレッド入り。
90年代のガンマになってからウルフ同様、白色からピンク色に変更されましたが、基本的な設計は変わりはないようです。
当時、RZ50(5R2型や1HK型)やMBX50、AR50などありましたが、唯一三角形のかたちをしたガンマ。
わかる人は今でも一目把握出来るみたいです。
高校生の頃はこれに乗るのが毎日の楽しみのようなもので相棒的存在でした。
しかし車の免許を取り、さらには普通自動2輪を取得し、中型を乗るようになると次第に乗る場がなくなり……。
最終的にMR-2を乗るようになった事で追い討ちをかけられ次第に乗ることすら忘れてかけていました………。
元々、愛着を込めていた車両が留置勝ちな状態にさせ、とても申し訳なかったと思います。
人間って都合身勝手な生き物ですよね……。
都合の良いものをどんどん取り入れてわ、悪くなったら乗らなくなる……終いに触れなくなる→いつしか存在を忘れる。
物は普通にしてるだけなのですがね。
そんな可哀想な思いをさせないよう、例え、言葉の出せない"物"であっても1度愛着持ったものは数々出ても均等に接して行こうと僕は思うのです。
そう思い、ガンマを取り戻そうとどこかで思ってはいましたが約束も約束です。
※もちろんそれは思っただけで、本人に告げていません。
残ったNS-1とAE91トレノ、GSX400インパルスは均等に愛着持って接していきます。






