※写真はサイトに載っていたもので、本人とは似ても似つかない別人である。

 

事業を始めて3年たった2019年の4月

私は婚活サイトMatchに加入した。世界最大級の加入者ということで

やりとりは盛ん。毎日のようにメールが来ていた。

そんな中、やりとりを続けていたのが小雪(偽名である)だ

 

小雪は北海道の札幌在住で自称OL 表向きはである

だがやりとりのうちに中国人であることを告白する

本名は王兆平

遼寧省の瀋陽という都市でメイドをして暮らしていた

就労ビザを取って来日したい思いから 日本語教室に通う28歳だ。

 

当時の私は、事業も軌道に乗り始めた時期で 金にも時間にも余裕があった

まぁ100%詐欺であることには気付いていたが、中国を旅行してみるのもわるくない

ついでに詐欺師の顔を見てやろうと飛行機に乗った

 

ちなみにだがMatchは婚活を利用して 送金をさせようとしたり

投資詐欺をもちかける悪質サイトであることを言っておく。

もちろん、交際をもちかけてくる女性のほとんどは実在しない。

詐欺師の巣である。

 

瀋陽についたのは、その日の深夜

ハイヤーで兆平は翻訳兼ガイドの女性と迎えに来ていた

私は送られた写真を思い出し彼女を探したが どこにも見当たらない

それもそのはず 写真から偽装しているのだから。 

 

その日は、市内のホテルに泊まることになった

そこで突然 兆平と結婚するかしないかの決断を迫られる

当然、答えはノーだ。当たり前である。

その日 顔を合わせたばかりの得体のしれない怪しい中国人と結婚する男性など

いるわけがない。

 

私は尋ねた。なぜそんなに結婚したいのかを。

婚活サイトで見つけた私を彼女は、金持ちだと狙いを定めた。

彼女の子供(女の子で10歳ほど)は脳の病気を抱えていた。

すぐにでも手術をしないと植物人間のようになってしまう難病である。

中国は自由経済にはなっていたが、国民皆保険は導入されておらず

手術には大金がかかる。

テレビに出ているような中国人は成功した部類で貧富の格差は大きく日本以上だ。

 

兆平は私に援助してもらいたいがために結婚するのだと言った

私は情にほだされた。形だけの婚姻関係を取り 日本国籍を取る。

日本国内で就労し、手術費用を稼ぐことを提案した。

 

翌日から奇妙な旅が始まる

 

午前中 ホテル近くの日本領事館に行き手続きをする

婚姻に関する手続きのひとつだったと思う。

その後 列車で別の都市に移動。日本人による現地人の虐殺が合った町と記憶している。

その街の役場で婚姻の手続きに必要な写真を撮影

届けをだして その日は就寝

ガイド役の女性とはこの日で別れ、その夜からは兆平と二人きりで同じ部屋で

過ごすことになった。

彼女とは3日間夜を過ごしたが、セックスすることは無かった。

 

翌日、結婚の手続きは終わり、中国国内では私達は夫婦になった。

ここから兆平の私への援助の願いが激しさを増す。

100万円でいいから頼むと拙い日本語で頼んでくる。

私は断った。

すると彼女の家族から頻繁に連絡が入るようになった。

援助をもらえないなら離婚しろということである。

バカな民族である。

聞くと彼女の両親は働きもせず ただ孫の世話をして

彼女の仕送りでその日を暮らす毎日だ。

兆平も安月給で働く料理屋のメイドで 自分で自らの状況を変える努力をしない、

することを思いつきもしない愚か者である。

私は怒った。なぜおまえたちは働き、そのことで我が子を救おうとしないのかと

お前たちがその努力をしているのなら 支援を考えもしよう

だが、お前たちはただただ他人の懐をあてにしているクズではないか!

私は変わる努力をしろ。そのことでお前の未来は明るく開けるのだと諭した。

だが彼女は理解せず、諦め、私達はその日のうちに離婚した。

 

それからの兆平の態度は一変した昼間はカップルらしく

ウィンドウショッピングをし、安料理屋で食事をした。

最後までセックスこそなかったが 腕を組んだりと短いが楽しい時間が過ぎた。

 

最終日、用事があると彼女は、出かけた。

約束の時間には戻るからと私に言い聞かせ、治安が悪いから夜は外出しないようにとも

言っていた。

夜 外出こそしなかったが、私は翌朝、彼女を待たずホテルを後にした。

帰国する機内の中で見た映画に涙し、日本円で40万円ほど旅費はかかったが

良い経験をしたと感じた。

 

驚いたのは、帰宅する新幹線の車中でのことである。

中国版のLINEであるWechatというアプリを兆平の勧めで入れていたのだが

そのアプリを通じて、彼女の日本での友人を名乗る女性から

兆平が真剣に私と交際したい気持ちであることを伝えられた。

 

それから1か月ほどもメール交換は続いた

私の判断 交際は無理であろうという結論

兆平のこどもの病は悪化し 彼女自身勉強しようにもこどもをおもって 心に余裕が無い

また実情として 国際結婚にはやはり問題がある

中国人はとても親族を大切にする民族である

結婚後の一時帰国であっても そのまま戻らないというトラブルが多いそうだ

 

他の男の精子で孕み、生まれてきた植物状態の子供を彼女と一生養うのか?

ノーである。

男とはそういう生き物である。

他人の子供など愛せるはずがない。愛せる男はよほどのお人よしだ。

結果、私の方から別れを告げ、私達のやりとりは終わった。

 

中国人は 腹黒く 意地汚く 努力をしようとしない クズばかりであるという印象

 

あの女 王兆平 今頃どうしているのだろう? 

ビッチと言い切らないのは 私がお人好しだからだ。

彼女も常識に照らせば 間違いなくビッチ 結婚詐欺師である。