第1土曜日だけ出勤、他の土曜日は所定休日という変則的な体制だった勤務先、
来年1月から、やっと完全週休2日制になるので、昨日は最後の土曜出勤日。
普通に起きてお弁当作ってたら、旦那の携帯が鳴ってる。
何回か鳴ってたので、
土曜日でデイが無い日だから、義母からの鬼電だろうか・・
と思ってたんだけど、
小太郎の散歩から戻ってきた旦那に「鳴ってたよ」って伝えて確認してもらったら、
「あれ?本家からだ・・」
早朝に、めずらしいところからの電話は良い話じゃない。
「え?ほんとに?いつ?」
「うん、うん・・そういう話はrisamamaの方が詳しいから電話かわるね」
「本家のSちゃん、おばちゃんが亡くなったって」
ほら・・よくない話だ・・
母上と同じ施設、同じ棟に入居してた本家のおばちゃん、
土曜日に日付が変わった頃、施設のスタッフさんに見守られて旅立ったそう。
私と古くからお付き合いのある方は、ブログで何度か目にしてると思うのだけど、
旦那とお付き合いしてて、結婚話が出て、
仲人さんをお願いしようかと本家におじゃましたら、そこは同級生の家で、
本家のおばちゃんは、小学校から短大まで一緒だった友達のおかあさんだった、って話。
お互い、昔から知っていたし、もちろん同級生のSちゃんもそうなので、
親戚関係がぎっちぎちに濃い田舎での「嫁」の立場を優しく守ってくれた人。
男2人の親である義両親に「女の子の親の思ってること」を代弁してくれて、
義両親からも私を守ってくれた人。
穏やかで、でも、さっぱりした人で、大好き。
倒れてから自分のことが上手くできなくなった、と愚痴をこぼす一方で、
デイの利用を中々してくれない、頑固になってきた、ってSちゃんが言ってた。
施設での催し物の時に、スタッフさんが領収書を渡し間違えたことで、
(私とSちゃん、名字一緒で名も一字違い)
母上と同じ施設に入居してることがわかって、
母上面会の時には、おばちゃんの顔を見ることも多くなってた。
コロナで面会制限になるまでは、ね。
今日の夕方からお通夜。
明日の午後から告別式。
今はコロナ落ち着いてるし、
家族葬にして後日自宅へお参りに来ていただくのも家人の負担になる、と、
普通に葬儀を営むことになったらしい。
旦那の立場は義母代理。
その義母には、Sちゃんと旦那が話し合って、おばちゃんの死を伝えないことにした。
旦那も私も親戚の一人として朝から動くことになるので、義母まで手が回らない。
告別式の前に迎えに行く時間もないし、
かと言って、一日中葬祭センターに一人で置いておくことは到底無理、
幸い、おばちゃんのことを口にすることもないし、
だから、知らせないことにした。
おばちゃん、89歳。
今まで、いっぱいありがとう。
ゆっくりやすんでね。