<日本戦前日>


日本戦チケットはなーんとかなるだろう と楽観的に考えながらも
一抹の不安を抱え、1日前にボンから日本戦があるカイザースラウテン入り。


前日入りするサポーターも多少いて街は盛り上がりつつあるものの
まだまだ街は静かだった。


ワールドベースボールクラシックの会場で知り合い
準決勝と決勝を一緒に応援して共に世界1を分ち合った
縁起のいい日本人と駅で落ち合いチケット購入に動いた。


やはり予想通りまずまずチケットは残っており、ダフ屋は
14万円なんて吹っかけてくるものの、一般客でチケット
が余っている人もいて、クロアチア人から2,8万円で購入。


ヤフオクで7万円くらいで落札して来てる人も多かったので
まずまずの値段かな。(試合当日直前には1,5万円~3,0万円
くらいで出回っていた)




<試合当日>

隣町のユースホステルから試合開始4時間前に
カイザースラウテン入りしたが、前日と打って変わって
街はすごい盛り上がっていた。通りはブルーをまとった日本人と
黄色をまとったオーストラリア人で塗り固められていた。


今回のチケットはテロ防止と不正チケット防止のため?
名前入りになっていて入場の際にランダムでID照合される
と聞いていたので多少ビビっていたけど難なく入場できた。
おそらく客の半数以上は自分の名前じゃなかったと思うけど
捕まっている奴は見受けられなかった。


会場の中もそんなにセキュリティーに厳しくなく
席を移動して ウルトラズという日本代表応援団の
中に混じって応援できた。


客の割合は日本4  オーストラリア3  一般3 と
いったところかな。僕の予想以上に日本人が
来てたな。


君が代を気持ちよく歌わしてもらって試合開始。



w1
Ausrralia no corner-kick




w2
SAMURAI BLUE no Ouendan


残り10分で目の前で3点叩き込まれ、
3対1で逆転負け。 


ヒディングマジック
を目の当たりにした。


日本の持ち前の運動量が後半オーストラリア
に運動量で負けていた。ヒディングの魔法を
かけられた選手達はまったく諦めず動いていた
ように見えた。



試合後涙する日本人、一点を見つめて動かない人
スタンドはしばらく現実を受け止められないサポーター
が印象的だった。



それに対して僕はもちろん悔しいながらも、
ワールドベースボールクラシックで予選で、
アメリカと韓国に逆転負けしながらも予選を
突破して決勝リーグで活躍した野球日本代表
とだぶってる感じがして、クロアチア戦とブラジル
戦で何か起こるんじゃないかなぁと何故か超前向きな気持ちだった。



ただ、日本代表はオーストラリアにほんと弱い。
アテネオリンピックの野球、ソフトボールもまさかのオーストラリア代表に
番狂わせで負けている。日本はどこかオーストラリアをなめているところが
あって、逆にオーストラリアは日本を相当研究してきている。
そういう点ではまた同じ過ちの繰り返しているように感じて悔しい。


w3
Shiaigo no machi no youshu. Yellow-daikoushin


w4
Oh! Hashagi!


もう少しカイザースラウテン付近に残って、
その後ニュルンベルクに向かいいます。