「ドナルド・・グーフィ・・・。」

ソラは自分が襲われた場所へ駆け出した。

そこを通り越し、暗黒の気配が漂う方向へ駆け出した。

「まってろよ・・皆・・・。」

「それは私のことかな?」

ソラは振り向いた。そこには謎の集団のリーダー格が立っていた。

「またお前か!!」

「フンッ・・。そういえば名乗ってなかったな。私の名前はバルドだ。」

「くるのか!?」

「別に殺すつもりはない・・・がしかし・・。」

バルドは腰から剣を抜いた。

「そのキーブレードは渡してもらおうか。」

「片手のお前に負けるもんか!!」

ソラはキーブレードを構えた。


バルドは目にも留まらぬ速さでソラに迫ってきた。

しかし、やはり片腕の傷のせいか動きは鈍くソラの目に写った。

「ここだ!!」

そらはキーブレードを巧みに操り、バルドの斬撃を防いだ。

「チィ・・。小癪なガキめ・・。だが何か変だな・・。」

バルドの視線はソラの胸元のペンダントに写った。

「なるほど・・・。それのせいか・・。」

ソラは自分のペンダントを見た。淡い光を発していた。

次の瞬間目の前は淡い緑色の光で満たされた。

ペンダントの光がキーブレードに移り形状を、そして特性を変化させた。

「なんと・・・。これがキーブレードの力か・・。」

キーブレードが脈打っている・・。キーブレードがソラに向かって名前を叫んでいる。



    ― エンド オブ ライフストリーム―



ソラはどうすればいいか本能的に分った。

キーブレードから発する気をバルドに向かって発射した。

収束されたエネルギーは光の束となり、バルドの胸を貫いた。

「グアアッ!!」

バルドは呻いた。

「グッ・・・おのれぇ・・・」

「もうやめよう。勝負はついた。」

「クッ・・クククッ・・情けをかけるのか?」

バルドは虫の息で言った。

「チッ・・・俺もなめられたもんだな・・。」

バルドは力を振り絞って立ち上がるように見えた。

「小僧・・。なんで俺達がダークソルジャーって呼ばれるか知ってるか?」

バルドは笑みを浮かべながら言った。

「それはな・・・俺達の体の中には無数のハートレスが入ってるからなんだよ!!」

ソラは一瞬動きが遅れた。バルドの体が飛び散り、その肉片がハートレスとなって襲い掛かってきたのだ。

もう皆さんご存知かと思いますが、

DCの発売日が決定しました。1月26日です。

テーマソングと挿入歌にはGackt氏が歌う新曲が使用されるようです。

そしてGackt氏はゲーム内にも実写として登場するようです。

突然の発売日発表に加えGackt氏の登場・・・。



ってゆーか情報がすくねぇよ!!セフィロスは?!!

スクエニさん!!どうなってんすか!?



まぁいいや。発売日の延期さえなければ。

その前にKH2全クリしなきゃな。一ヶ月か・・・。きついな。KHは。

暗闇の中で―――


「鍵使いにクラウド――そう言ったのかバルド?」

玉座に座る男が言った。影で姿は見えない。

「はっ・・はい!そうでございます。」

バルドと言われた男はビクビクしながら返事した。

「そうか・・キーブレードの勇者・・。この星に気付いたのか・・。」

「わっ・・わが君・・・。気付くとは・・・何なのでしょうか・・?」

玉座に座る男はバルドのほうに目を向けた。深い緑色に猫のような瞳孔が刻まれている。

「お前は知る必要は無い。下がれ。」

「はっ・・はい!!すいませんでした!!」

バルドは駆け足で下がっていった。

「キーブレードの力・・。じつに興味深いものだ・・・。」

玉座に座る男の口元にわずかに笑みが浮かんだ。



「俺も皆を探しに行く!!」

町の入り口でソラが叫んだ。

「皆が危険なんだ!!俺だけゆっくりしてられるか!!」

「ちょっと待って!落ち着いて!!」

ティファがソラの腕をつかんでいる。

「あなたダークソルジャーに襲われたんでしょ!!ならあいつらの強さが分るでしょ!!」

「そんなの関係ない!!」

ソラが怒鳴った。

「皆を見捨てるぐらいなら死んだほうがましだ!!」

ティファは固唾を呑んだ。ソラの覇気圧倒されていたのだ。

「ティファには悪いけど・・俺は行く!!」

「待って!!」

ティファが呼び止めた。

ソラが振り向くとティファはソラの首にペンダントのような物をかけた。

「これもって行きなさい。きっと役に立つから!」

「ありがと!!」

ソラはあわただしく町から機械が散らばる暗黒面に駆け出した。


ソラにとってクラウドの出現は不安な心を明るくするのには十分だった。

「クラウドがいればなんとかなる」

そう感じた。

「久しぶりだな。ソラ。オリンポスコロシアム以来か。」

「うん。クラウド。おれドナルドやグーフィとはぐれちゃったんだ。一緒に探してくれないかな?」

クラウドはその言葉を聞いて立ち止まった。

「はぐれた?」

「うん。グミシップが墜落して・・。」

クラウドはソラの手をつかんだ。そして少し急ぎ足で歩き出した。

「なっ、なんだよ!」

「厄介なことになったな・・。誰かが見つけてくれていればいいが・・・。」

クラウドは走るようにソラの手を引いて機械の建物のほうに向かった。



「おかえり・・・。ん?その子は?」

完全に人がいないと思っていた星だが、一部人が住んでいるところがあった。

その町の酒場のなかがクラウドの家らしい。

酒場のなかの黒髪の女性がクラウドに言った。

「ダークソルジャーから守ってやってくれ。俺はしばらく帰らない。」

クラウドはそれだけ言うと慌しく出て行った。

「もう・・。いったい何なのよ・・。」

黒髪の女性は愚痴をこぼした。しかし、ソラの存在に気付くと、

「初めまして。ティファよ。ティファ・ロックハート。あなたの名前は?」

「ええっと・・ソラっていいます。」

「そう。初めましてソラ。とりあえず座って。お茶をいれるわ。」

ソラはとりあえずカウンター席に座った。ティファは冷蔵庫から冷えたお茶を取り出し

グラスに注いだ。

「それで?ソラは何をしたの?」

「えっ?何って?」

「クラウドがあんなに急いでる時なんて滅多にないもの。なにかあるんでしょ。」

ソラは話の一時始終を話した。

オリンポスコロシアムのこと。グミシップが不時着して仲間と離れ離れになったこと。

「なるほど。それでクラウド焦ってたのか。」

ティファは頷いた。

「あの・・・なにか危ないんですか?」

ソラはおずおずと聞いた。

ティファは少しためらったが話し始めた。

「この星にはハートレスがいないの。ううん。いるんだけどここにはこないの。なぜかというと皆一箇所に集まっているから。この星はね、ここのような平和なところときみに襲い掛かってきたダークソルジャーみたいなのがいるところの二種類に分かれているの。そしてその暗黒面の中心部にある大空洞には・・・・・」

ティファはここで少し言葉を切った。

「・・・・とにかくそこら周辺に落ちたら、まず間違いなく生きてはいないでしょうね。」

ソラは凍りついた。

ドナルドとグーフィが死んでしまう・・・。そんなこと考えた事もなかった。


ソラはしばらく歩き続けた。ドナルドとグーフィの事も心配だったが、それ以上に心配だったのは

これから自分がどうなるかだった。

「俺・・・どうなるのかな・・・。」

ソラがため息をついた。


―侵入者発見、直ちに排除します―


どこからかそんな声が聞こえてきた。

次の瞬間、ソラは謎の集団に囲まれていた。

「なんだ・・。お前ら!!」

「黙れ侵入者!!死をもってその罪を償え!!」

謎の集団は剣のようなものを取り出すとソラに襲い掛かってきた。

ソラはキーブレードを取り出し、それで敵の攻撃を防いだ。

「ほう。なかなかやるようだな。小僧。しかし、ここまでだ。」

謎の集団のリーダー格と思われる人物がおもむろに前に出た。

「私が少し本気をだせば・・・。」

次にソラが目を開いたときそこに男はいなかった。

男がいたのはソラの真後ろだった。

「まだまだ青いな小僧。」

男は剣を振り上げた。しかし、その剣がソラの頭上に降ってくることはなかった。


悲鳴をあげたのはその男だった。

「グッ・・・グオオオオ!!わ・・私の腕がアァァァ!!」

ふと見ると男の足元に腕のような物が落ちていた。ソラは吐きそうになった。

「おのれぇぇぇ・・。よくもよくも私の腕を・・・。」

「この少年から立ち去らないと腕だけでは済まないかもな。」

声が聞こえたのはソラの横だった。

「いやなら立ち去る事だ。」

「クッ・・・・撤退だ!!」

謎の集団は音を立てて消えた。ソラは安堵の表情を浮かべた。

「大丈夫か?」

横にいた声の主はソラに手を差し伸べた。金色の髪に黒いマント。そして大剣。

「ああ。大丈夫だよ。クラウド。」

「そうか・・。無事でよかった。」

「クラウドが助けてくれたからだよ。でも何でここに?」

「ここは俺の故郷だ。」

クラウドは沈痛な面持ちをしていた。

ブログイメチェンしました。

なんか華やかっちゅーかなんと言うか・・・・(笑)


ところで小説掲示板の「Sin」さん。

連載物なかなかですね。欠かさず見ていますよ。

文章力も素晴らしいもので市販の小説より夢中になります。


ソラたちを乗せたグミシップはホロウバスティオンに向かって進行中だった。

「いよいよだな・・。」

ソラが呟いた。手に握るキーブレードにほのかに熱がこもる。

「見えてきたよ!ホロウバスティオンだ!!」

操縦していたドナルドが叫んだ。

「ソラ!しっかり掴まっててね!一気に走りぬけるよ!!」

「ソラ。今回本当に危ないからね。暴れないでね。」

グーフィーが念のために言った。

「えっ・・・ああ、分ってるよ!」

自分の名前を呼ばれてソラはハッと我に返った。

グミシップは急激に速度を上げてホロウバスティオンに突っ込んでいく。



はずだったのだが・・・。

どこでどう間違ったのか知らないが、よろけたソラが誤ってワープのボタンを押してしまった。

スピードMAXのグミシップは制御不能となり見た事もない星に不時着した。

しかも運の悪い事にグミシップは大破し、皆離れ離れになってしまった。


「・・・・・うぅん。」

ソラは目を覚ました。今まで気を失っていたようだ。

「ここ・・・どこだ・・?」

血と油の匂いが漂う。ハートレスの気配はないものの、その禍々しさは影を越える。

そこらじゅうに散らばる機械の破片は先ほどまで動いていたかのような生生しささえ感じさせる。

「・・・うえっ・・・気持ち悪っ・・・。」

ソラは胸の底から湧き上がる気持ち悪さをこらえながら立ち上がった。

とりあえず少しでも空気が綺麗そうな方向に向かってソラは歩き始めた。

はぁ。やっと中間試験終わってブログ書ける・・。

えーしかし、こう見えても管理人。中学二年生。勉強もそこそこ忙しく、2週間後にはZ会も控えており

このブログも寂しくなる事だと思います。

その間、少しばかり皆さんの交流の場の意味もこめて掲示板を作りました。

一応「小説掲示板」です。

小説を連載する事が可能です。小説ならば特に制限はありません。


ただし、3つだけ約束があります。

一つ、必ずFF、またはKHのキャラクターを登場させる事。


一つ、アダルト系はNG。


一つ、荒さない事。



これさえ守っていただければ誰でも利用可能です。

どうぞご自由にお使いください。


http://bbs10.aimix-z.com/mtpt.cgi?room=zero


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ちょっとボケてますが・・・。

写真をUPします。

ガシャポンコレクションとCDです。CDのジャケット裏にはセフィロスがプリントされています。

FINALFANTASYⅦはやっぱり何度してもいいな。

DCが楽しみだ・・。CCも・・・。

ところで、KH2にヴィンセントが出るって言う海外情報をどう思いますか?

信じたいけど・・・・うーん微妙。少し前に記載したセフィロスもデマっぽいし。

公式からの情報がないかぎりもう信用できないですね。

・・・すいません。一種の人間不信に陥ってます。

FF7ACreunionのaido様。私は影ながらあなたのサイトを毎日欠かさず見てきました。

2年間お疲れ様でした。そして、またあなたがあのサイトを可動させる日を心待ちにしております。


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スイングです。ガシャポンです。200円です。発売日不明です。販売店不明です。

  欲しいよ!!でも気づいた時には売り切れてたらどうしよう!!!

はい。すいません。マジで欲しいんです。全種コンプします。もし、ガシャポンの前で

財布を手にすわり込んでる奴がいたら私だと思ってください。




ACネタ。

「電話屋はどこだ。」というヴィンセント。なぜこんなことをいっているのか?

それは少しまえ、マリンに「信じられない。」と携帯を持っていないことを指摘されています。

この台詞はそのことに対する皮肉、というかユーモアですね。

彼が携帯を買ったかどうかはDVDに収録されている前作を振り返るモードで確認できます。