順境と逆境の時に

論語から

歳寒くして、然るに後に松柏(しょうはく)の彫(しぼ)むに後(おく)るることを知る。
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人は調子の良い時は自信を持ちながら行動し、良い循環を生み出すが、そんな時が続くはずはない。
逆境に遭遇した時にそれをどう受け止め対処して行くかがその人の器となる・・と訳する。

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そもそも、人生は、生きることが既に逆境の中にあるとも言える。
だから日々の生活の工夫、努力無しには生きていけない。
より豊かに生きる為に、何かに向かっていても中々上手くいかないことが多々ある。
そんな逆境の時にこそ、その対処法の真価が問われるのです。

順境があれば、逆境も当然ある。

上手く行っている時に頑張れるのは当たり前であるが、何かに挑戦している時などは、むしろ逆境の連続である。
そんな時に決して怯まず、失敗しても腐らず投げ出さずに努力を継続することで、再びチャンスが巡ってくるということ。
より困難な事に向かうほど、何をやっても上手くいかない不遇の時が長く続くもの。
その時こそ辛抱して努力を捨てないことが大事だと論語から学び自分を知ることが大事。

論語から学び、自分は何が出来ていて、何が足りない・・?
年に一度は、前非を悔いて懺悔する、そんな時間と場所が必要だ。