Present from a parent
(親からの贈り物)

雨のナイターガレージな夜916

スポーツを行う上で大切なのは、心身が丈夫で有ること。
先ずは、丈夫な体・・
これは、両親から授かった大切な有形な贈り物で身体能力と言われることが多い。
視聴覚に優れる、骨太、柔軟性、筋肉質、俊敏、持久力など、体の大小に関わらず運動神経に優れることである。

次に、明解な頭脳・・
考える力、スピード、判断力、記憶力、言語力など、その種目に適応する前頭葉が優れること。

そして、性格・・
言葉使い、礼儀、優しさ、思いやりのリスペクト精神を持つこと。

よく、「心・技・体」と言うが・・

身体は生まれ持った体質である程度決まる。
早熟、晩熟はあるものの、ジュニア年代までは持って生まれた体の力で勝負が出来るが、これをより伸ばすには、人よりも濃いトレーニングが必要だ。

技は、体の大小に関係なく練習すればするほどにドンドン伸びる・・これがテクニック。

そして、この二つを上手く使うのに必要なのが、心。
やる気、向上心、忍耐力など、心に気持ちが無かったらいくら練習メニューを与えても身に付きにくい。

さて、その心はどこで育てるかだが・・
一朝一夕では育むものでもなく、まずは家庭が基本、次に社会・・
日常生活の環境から良い事、悪い事の判別を学び心は育む。
褒められてばかりいたら、叱られた時に酷くへこみ、挫折する。
叱られてばかりいたら、何をしても上手くいかなくなり心が捻じれてしまう。
普段から、だらしなさにはムチを入れ、努力とチャレンジした事には、失敗しても褒めたり、ねぎらいの言葉をかける。
そうすると、人に優しく、自分に厳しい人成りが育まれる。

それを、日々の生活の中から行う。
その日々の積み重ねが習慣となり、元来両親からもらったその命の心に芯が出来、どこに出しても恥ずかしくない人に成長して行ける。

若い時に流した努力の汗が未来を創るのだ。