コロナマインド
(ガレージな夜884)

COVIDー19の緊急事態延長で、自粛が止むなく延長された。
子供達のスポーツ活動も自粛モードでストレスは溜まる一方。
県外へ出れない、市内での活動も控えめで成長期の子供達にはブレーキが効きすぎだ。

そんなおり、OGの若きフットボーラーの卵が練習に訪れた。
多くの人がお休みしている間に、一人黙々と練習に励む姿は中々いい。
ここへ自主練に来る輩によく言う言葉、人と同じように休んでいたら人並み。
ルールを犯してまでとは言わないが、一つも二つも抜け出す為には、抜け駆けしてでも自分に向かうべき。
突き抜けると言うのは、そう言う人並み以上の努力が必要だと・・。

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内直くして、外曲がる
(うちなおくして、そとまがる)

心の中は、自然の理法(理屈に拘らない無垢な心)にのっとって、真っ直ぐで、決して屈服しない。
その外面の生活態度は、世間に合わせて、穏やかで恭(うやうや)しく鄭重(ていちょう)であること。

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荘子の言葉から

内剛外柔(ないごうがいじゅう)と言う人間学

自分自身の精神の育成に対して、厳格にしていささかの甘えも許さずに修行をする。
名誉、地位、財産とは無縁にして自然の心を首尾一貫してコツコツと自得してゆく。
ひとたび、世間に出るや、是非善悪の概念を振り回すことなく、なるべく相手の考え方を尊重し、相手の立場を思いやり接すること。

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コロナマインドでは、荘子の言葉の様に、コツコツと自分に向かえるスタイルが必要だ。