才と徳
一般的に若い頃は、才(スキル)を磨く為に学問やスポーツなどの向上の為に勉強や練習に向かう。
才を磨くことは、出来る人を作ることで育成の指針として大切なことである。
若い頃に身に付けた文武が武器となり、将来の道筋がだんだん見えてくる。
やがて大人になり職業の選択が迫られる時に、丸腰では戦えない、個人の武器は何なのかが重要になる。
出来れば抜け出た才が有れば、稼げる職業に就きやすい。
その為に才を磨くことが必要である。
若い頃から才を磨き続けることによって、道徳的人格の部分も磨いておきたい。
即ち、徳の部分・・
才だけで物事を対処するのは若い内だけである。
やがて、歳を重ね人の上に立つようになると、才の上に徳が必要となる。
人は、一人では物事を成し遂げれないもので、周囲の関係する人達の協力が必要となる。
それには、人を惹きつけ動かす徳のある人格が無くてはならない。
「」「」「」「」「」
北宋の政治家、李沆はこう言った・・
人の上に立つ者は「才」と「徳」との二つを合わせ持っていることが望ましい。
しかし、才と徳の兼備が難しい場合、「才」の方をとるかのか、「徳」の方をとるのかと、二者択一を迫られたら、迷うことなく「徳」のある人物をとる。
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「才」を磨くだけでは人として足りない、人間性を高める本を読み、人にふれ、「徳」のある人になることがリーダーシップだと言う。
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アルベルト・アインシュタインの言葉
「人間にとって最も大切な努力は、自分の行動の中に、道徳を追求して行くことだ。」