aspiration(向上心)
(ガレージな夜839)

梅雨に入り、雨の日が多くなりました。
各チームで、雨でナイター練習が出来ずにコロナVirusの延長のような感じでモヤモヤしている日々が続きます。

毎年のことですが晴れない嫌なシーズン到来です。
このトレーニングに水をさす日々に、何もしないで過ごすのはもったいないですね。
こんなシーズンだから、トレーニング出来る環境が有ればドンドン利用し能力向上に向かうべきです。


ここガレトレから巣立ったOB、OGの中には、雨でチーム練習が中止になった時など、すかさずやって来る子がいました・・いわゆる個トレです。
雨の当日の夕刻、「自主トレやりたい」のメール連絡が入り、私の都合が合えばマンツーマンのトレーニングを実施していました。

向かえる条件は、自分に向かう真剣な気持ちが有ること。
何をトレーニングしたいのかテーマ(目的)が有ること。
この二つで、それを確認し二時間みっちり個トレ指導してきました。

ここ数年は、子供達本人からそう言うポジティブな申し出はない。

個トレに出向いて来たのが影響したのか、たまたまなのかは定かでないが、OB達は今年サッカー強豪校に進んで行きました。

思うのは向上心・・

上手くなりたいと言う強い信念と、そうなる為に人よりたくさんトレーニングを積んだと言う事実が有ると言うこと。
目標持って魂込めてポジティブにやり続けたら、遊んでる人より前に進めたということ。
それが、ここまでの彼らの成果だということ。
反面、人と同じ土俵で、同じ時間、同じ量の内容では同じレベルの範疇にしかならないのだと思います。
ましてや、運動神経、運動能力が高い子には到底勝てません。
人と同じレベルで努力を止めていると言うことは、どこを切っても同じ顔の、金太郎飴の顔しか生まれない感じで、突き抜ける個性は生まれない。

上手くなりたい、強くなりたい、賢くなりたい、と抜き出したいと本当に思うならば、どこかで人よりも差のつくことを魂込めてやり続けるしかない。
それが、向上心だと思うのです。