セカンドライフ
(May/2019)


過去の物は過去の物として、一旦整理して次のシーズンのセカンドライフの始まり。

要らなくなった物は整理するが、人が暮らした記憶は永遠である。

愛情持って育て見守り、子供達も大人になりそれぞれの場所で未来へ向かっている。
和やかな中でも、時に厳しく接し家族の絆は深まると言うが、それは、物欲よりも心の豊かさの現れである。
心の豊かさは調子の良い時だけだなく、苦労を積み重ねた所からが発露で、その経験が人を敬い愛するということに繋がる。 
歳を重ねる毎に、そのことがだんだん理解出来る様になる。

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母の日ギフト

フロムの著書から

愛するということ・・・
愛とは本質的に、意思に基づいた行為であるべきだ。
自分の全人生を相手の人生に賭けようという、決断の行為であるべきだ。
誰かを愛することは、たんなる激しい感情ではない。
それは決意であり、決断であり、約束である。・・
心を通い合わせるソウルメイトな夫婦は、何度生まれ変わっても互いに切磋琢磨できる良きパートナーだ。
時には、大きな試練に立ち向かわなければならないが、そんな時に力を合わせて乗りきらなければならない。
夫婦の共同生活には、課題がいっぱいあるが
「この人を絶対愛する」と言う強い意志で共同作業が出来れば乗り越えられる。
そして、乗り越えた後に当たり前の良い景色が見える様になる。
「愛するということ」は、そう言うことだ。・・と、フロムは言っている。