チーム力の向上とは

チーム、組織が、常に良い状態を保つことは簡単な事ではない。
何時もの変わりない取り組みを継続して行く内に、それが当たり前になる。
とても良い状態だと思います。
ただ、見逃している部分もある。

会社の組織、スポーツのチーム・・

日々、仕事や練習に必死に取り組むと、内に溜まるパワーが増大し「やった感」を感じる。
でも外から見ていると、やった感よりも取りこぼしていることの方が見えることが多い。
自分達が必死になって取り組むあまりに、視野が狭くなりいつの間にか満足感が先行し錯覚しているのです。
まれに、蓋を開けてみたら上手く出来ないなどの八方塞がりになっていたりするのです。

プランを創造すること・・

考えを協力して鍛えて行動を起こす、それを計画し幾度と回すことでその計画はだんだん完成度を高めて行くが、一旦やり終えた所で周りの状況を確認し内から外に目を向けて見て対比することが必要になる。
そこで何が足らないのか確認し改善し行動することが必要になる。
端的に語れば、自己満足にならない様にしっかりと内外の違いを見て改善すべき所を創造することです。

情報化時代の道具立て・・

昨今は情報化時代、チームスポーツなどでもホームページを開いたり、FB、ツイッターなどでスケジュールやチーム状況が手軽に発信される。
チームの活動状態が見えて便利な道具である。
活動が活発で状態が上向きなチームは情報発信も頻繁に行われる。
すると、それを見ている人の目に留まり興味を持たれる。もし、チームが今以上に躍進を求めている時などに、情報発信が縁で優秀な人材が飛び込んで来る可能性が期待出来る。
対して、状態が不安定なチームでは情報発信が不通になっていることが多い。
情報が発信されないと、外部からの興味が薄れてコンタクトも減少する。
そうなると、新たな人材は遠退いてしまい、このチームにとって大抵プラスにはならないことになる。
折角の便利なツールも宝の持ち腐れではもったいないと言うことなのです。 

チームと外部を繋げ指揮を上げる為に・・

情報をホームページなどで発信し、毎年力を付けて勢いに乗って躍進するチームもいる。
勢いに乗った時期は情報発信も定期的にされジャンプアップする。
けれど、情報発信が留まると併走する様にチームも中々良い結末が出なくなり苦戦した。

勝負の行方が情報発信と直接関係は無いとしても、何か物事を考え行動する上で、以前と比べて省略している部分があるのではないかな・・

ちょっとした気の緩み、配慮の低下などが、日常の至る所で行動する時のスキルを下げる原因なのかなとも思う。

行動(プレー)は、その時だけの産物ではなく、日々の行動の産物。
それは、練習や試合だけではなく、それに関わる全ての事象から成るもので、チーム力の向上はそこのモチベーションを保つことが必要なのではなかろうか。

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雲の合間に見え隠れする太陽は、人の意思で操作出来ない。
でも、その光を求めて浴びることは工夫次第で何とかなる。
空を飛び交う鳥は光が無ければ羽ばたくことが困難な様に、人は何か光を求めて行動する。
その光は、個とチームの躍進に欠かせない。