努力家は天才を超える


世の中には、人とは違うある種の才能を持って生まれる人がいる。
好きな事を好きなだけやれる、得意な分野を持ちいとも簡単にこなして人々を感心させられる、そんな人がいる。
特に運動能力などに表れ、15歳位までにそれが輝いて見える時ことが多い。
成長が早く身体能力に長けて来る頃に、才能のピークを迎えるような錯覚を見ることもある。
でも、才能とはそんなものじゃないんだ。
この年代で人より長けているからって、そこで努力を怠ったら、その才能は後に見せ掛けのダイヤモンドに似たガラス玉だと気付かされる。

本当の才能とは・・
今を大事にサボらない、自分がやるべきこと、やりたい事をずっとやり続ける事。
スポーツなど、十代迄の努力の継続という頑張りが、二十代で花開く種蒔き・・だから、努力の勝負だ。
やらない輩は、気付いた時には結局何も無いなんて後の祭りに後悔する。
出来る事なら、生まれ持った才能は無いよりあった方がいい。
でも多くの人はそこを求めても仕方がない。
誰にでも、可能性のドアを開く為に出来ることは努力である。
本当に必要なのは、努力を続けて行ける気持ちなんだ。
君は、いつもの練習で気持ち込めて努力に勝負を挑んでいるか!
後悔しないための努力を楽しんでいるか!

そして、その努力の結果はいつ出るか・・
それは誰にも分からない。
確実に言えるのは、人よりひとしきり努力に向かっている事が後々に絶対だと分かること。

だから、スマホゲームやテレビ見て、筋肉も脳も緩めている見せ掛けの天才より、地道にやった輩の方が価値ある未来に辿りつけるんじゃないかな。

努力に勝る天才なし、努力は君を裏切らないことを信じることだ。

・・・・  ・・・・

休日の海岸線を歩いていると砂浜の風紋をよく見る。
北風に晒(さら)された砂浜には、幾重にも織り成す風紋が現れる。
まるで努力を積み重ねた跡の如く・・
人はそんな風紋の如く、努力を積み重ねることが唯一の才能なんだな。

~〜~〜〜~〜〜〜~〜〜〜〜

努力をしない天才よりも、才能の無い努力家の方が多くの事を成し遂げる。
(ジョン・ラボック)から