両輪の如く
(ガレージな夜669)
学ぶことと実践すること
孔子の教えに「両輪の如く」と言う言葉がある。
意味は、馬車の車のどちらかが回らないと走れないように、物事には二つの要素が必要だと言っている。
天台宗にも「教行一致」と言う言葉がある。
教えと行うことは一体にならなければならない、と言う言葉で、知ることと実践することはどちらも大事であることを指している。
勉強やスポーツをこの例えにすると・・
一生懸命に勉強する、一生懸命に練習するのが文武両道である。
事をただこなすだけでは空回りが多く身になることが少ないというのは、誰しも承知のこと。
ダイヤモンドの原石は磨かなきゃ光らない・・と言うように、どこかここぞと言う場面で使えるように、しっかり考え学び脳に身体に染み込ませないと宝の持ち腐れになってしまう訳だ。
原石を輝かせる為には・・
志半ばで道を変えては道は出来ぬから、何かに向かう時にしっかり考え本気で取り組みまっとうすることだ。
志を立てた道ならば、常に実践モードを意識し覚えた事をしまっておくのではなく使うこと。
そう言う行動に失敗がつきまとうが、それでも繰り返し行い徐々に高めて行くこと、そこの継続がポイントとなる。
他人から教えを頂いたら、先ずは感謝して、そこから知ったことをたゆまなく実践することで、人には無い自分が出来て行く。
だから、どんな環境に居ても「学んだら、実践する」を、習慣化しとことんやることだね。(^ ^)
その志を立てたら両輪の如く回し絶対止めないこと、そして、最後までやり切る覚悟で暮らすのだ。