少年のために
(カモメGから)

昨日の高校サッカー選手権観戦から、本日は少年サッカーの試合へ・・

高校サッカーを観た後での少年サッカーなので、色々なプレースピード、正確性、激しさなどスローにソフトに見える。
それでも、この子たちが5年後には見違えるプレーをしてくれるものだと信じて指導者は育成したいものだ。

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それにしても、ベンチから相当に熱く声を張り上げる監督さん、そんなに怒鳴っても選手は落ち着いてプレーできませんよ。
一から十までベンチの声に従わさせようとさせても選手は動けません。
まして、少年サッカー・・

あなたの怒鳴り声が少年の思考の一つ一つを削ぎ落としているんです。
声を張り上げて鍛えるのは、せいぜい練習の一コマにして試合の判断は選手に考えさせ失敗を身をもって体験し次の練習に修正する。
選手を押さえ付けてベンチが試合をしてはなりません。

試合中のプレー中のその場面、場面であれこれ沢山の指示に子供たちは混乱するばかりで思考がフリーズすることは育成になるのかな?

子供たちを、ベンチの監督さんの勝負の道具にしてはいけません。

子供たちが、自ら考え技術も体力も根性も鍛えて行く環境を与えて見守るのが、このカテゴリーの大人の役割なんです。

くれぐれも、育てるということは何なのか、どうすることか、大人がシッカリ勉強して子供達に携わりたいですね。

子供は、大人の言動に必死に学びます。
その子供から大人は学ばなければならないのです。