教えること、学ぶこと
(再投稿)
人に何かを指導することは難しい。
自分の知識や経験が乏しいと、本来伝えないといけない内容が伝わらなかったり、してはいけない事を無意識的にしていることに気付けない。
指導者たる者が本来しなきゃならない事はなんだろうか・・。
教えるということはなんだろうか・・。
其の一
人に向かい考える。
指導の実践から自分の力がまだまだ足りない、事の理解が不十分であることを知り、なぜ、なぜ、なぜを深く探り考えること。
其の二
人それぞれの個性を観ること。
教える相手は十人十色で個性は別々だ。
各人の個性に合った接し方をすること。
其の三
教えるのではなく学ばせる。
あれしてこうしてと、手取り足取り指示してまるでロボットや操り人形の如くティーチングするのではなく、ヒント(感じて考える環境を)与えて自ら学ばせること。
其の四
アメと無視、時にムチの使い方。
上手く出来ていることは褒めて、失敗したことは叱らずあえて無視すること。
無視するというのは失敗を考えさせることが意図だから、そこはしっかり観察して次の策を練ること。
ただ、戦う姿勢や闘志が不足している場合はムチを入れて奮起を促すこと。
教えることの意味は・・
教える事とは、答えを与える事ではなく、答えを導き出す過程を学ばせる事である。
そして、教えることは、自分自身が多くを学ぶことであると思う。
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哲学者ジョゼフ・ジュベールの言葉
・・教えるとは、2倍学ぶことである。