好き度
(ガレージな夜612)

好きこそものの上手なれ・・
こんな言葉があるが、好き度が高いほど取り組む姿勢も高く上手くなる。

反面、好きでもないことを強要されたら、気持ちも上がらず上手くなることは難しい。

社会に出て、好きな仕事に就くことは中々ない。
そんな状況でモチベーションを高めるエサは賃金という報酬である。
仕事をたくさんこなしたり、付加価値の高い仕事をやり遂げた時など、それ相応の報酬が有れば明日への活力になる。
一般には中々そんなリアルな稼ぎは出来ないが、プロスポーツでは活躍=高収入となる。
だからプロスポーツ選手は、日々トレーニングに時間を費やす。
その原動力は自分の努力次第で稼げる環境があることと、原点は好きなことを好きなだけやれることにある。

先に述べたように、人は好きでもないことには真剣になれない。
ましてや、それを強要されたら余計に気は失せる。
人の能力は、本来好きなこと、得意なことに向かっている所で発揮されるのである。

子供たちのサッカーの練習を観ていると、サッカーの好き度が垣間見える。
親にハッパかけられる何となく参加する子は好き度が低い。
サッカーが上手くなりたくて練習したくて仕方ない子が好き度が高い。
前者と後者のやる気は、その好き度に顕著に表れて、練習に取り組む姿勢に観てとれる。

やはりというか、人間が一番能力を発揮で来る条件は、好きなこと得意なことに全力で向かうことである。

つまり、そのスポーツに好き度がどれだけあるかがポイントである。

だから、好きなことをサボる、手を抜くなんてのはまだまだ好き度が足りないと言うことになるんだな。
誰よりも、何よりもこだわりを持って地道に向かうことが好き度が高いということである。

君の好き度は今どこのレベルですか・・?