投稿写真

見守る日々
(ガレージな夜553)

チームを持たないここガレージは、チーム練習の無い時間に、自分のやる気、向上心を持って自ら参加する場所。
あたりまえだが、チーム練習が有る日はチーム練習を優先しフォアザチームに徹すること。
それが所属チームへの礼儀だ。
ここでの個人練習の意義は、やる気のメンタリティだ。
人が休息している時間を向上心持って練習に充てなければ意味がない。
集中力や持続力や研究心と、何よりも上手くなりたいという強い気持ちがなければ向かえない。

小学生低学年にそこを求めても中々難しいが、環境を与えてまずは経験させる事からスタートだ。
そして、高学年になると少しづつ自覚が芽生え自らの考えで練習に出向く姿に変わる。
子供の成長は、そんな子の練習に向かう姿勢に垣間見える。

我が子思う親の気持ちは皆同じ、りっぱに成長して活躍する姿や自立した大人像を描いているものだ。
子供達が、とがらない、腐らない、めげない、諦めないプレーヤーに、品行方正な大人になる為に何かに向かう一途な姿勢を育む為に、我々大人ができる最低限の事は環境を作り与えること。
そこに、いらぬ入れ知恵やロボットを動かすが如くのティーチングは不要だ。

自ら学び、自ら行動する姿勢を育てる・・・
ガレージはそんな人を育てる場所でありたい。
自主練習に集まる子供達を、いつもその心境で見守り成長を待っている。

狭くて地味な環境で、頑張る子供達がここでは良く似合う。