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柔軟な心
(ガレージな夜550)


論語から・・
君子は貞にして諒ならず

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やりたいと思ったことや、正しいと思ったことに対して意思を貫き、行動することはとても大切です。
しかし、それが必ずしもベストな選択ではない時もある。
そんな時に、他人からのアドバイスを頑なに受け入れない融通のきかない頑固な人間になってはいけないと、孔子は説いています。

…〜……〜…

例えば、自分で目標立て決断し歩き始めた道であっても、誰かの指摘で誤っている事に気付かされる時があるが、志は高く、強く、固くとも、常に柔軟な頭と心を持っていなければ、それを素直に認めて振り返り正しい道に修正することが出来ません。
そう言う、間違いを認め改める過程に学びがあり、その勇気を持つことで人は成長できるのです。

逆に、人の意見に耳を傾けないような頑固な人は、そこからの成長を望むことは難しい。

志が高いとは、ただ一筋に突っ走るだけでなく状況を感じ舵取りできること、そんな柔軟な心が無ければ人は成長できないのです。

怪我をしないように柔軟な身体を作ることと、柔軟な心を持って謙虚に頑張ることが大事だ。