【愛知県1部第9節インタビュー】ROWDY FUTSAL CLUB 伊藤 寛幸選手 「個人としてもチームとしてもレベルアップをしなければいけない」
time 2018/01/09
愛知県1部リーグ第9節、第4試合はP’s high – ROWDY FUTSAL CLUBの組み合わせ、両チームとも攻守のバランスが取れた同士の対戦。P’s highは清水、及川が前線で存在感をみせ得点を狙う。ROWDY FUTSAL CLUBも後ろで三根を経由して木戸、伊藤を軸にシュートを狙うも中々P’s highの守備を崩しきれないまま時間が経過。中盤での激しい攻防が繰り広げられるも、スコアは動かずに前半が終了。後半先制したのはROWDY FUTSAL CLUB。前プレで流れを掴み始めていることろで、コーナーの流れから三根が詰め込み先制。しかしP’s highも清水のシュートを鈴木がコースを変える技ありプレーですかさず同点に。その後、ROWDY FUTSAL CLUBがボールを支配する時間が長いもののスコアは動かず。このまま試合終了かと思われたが、残り5秒でドラマが待っていた。右サイドのROWDYのキックイン、チョンドンで伊藤が思い切りシュート、DFにあたるも再び伊藤が思い切り蹴り込むと残り2秒でニアサイドに突き刺さる値千金のゴールに。ROWDY FUTSAL CLUBが2-1でP’s highを下した。
この試合、前線で攻守にわたり存在感をみせ、勝ち越しゴールを決めたROWDY FUTSAL CLUB伊藤選手に話を伺った。
―本日の試合、お疲れ様でした！まずは本日の2-1という結果について、感想を教えてください！
第5節から全日も含めて勝利がなかったので、悪い流れを断ち切るためにも、勝って締めくくりたかったので、そういう意味では、なんとか勝利することができてホッとしています。
―試合を通じて、ボールの奪い合いの応酬でパスが繋がりづらかったりシュートまでいけないもどかしい時間が長かったように感じました。ここのところ公式戦で白星を得れていないことも含め、焦りはありましたか。
焦りは正直ありました。P’s highさんが粘り強い守備をしてきていたことや、自分たちがシュートまでなかなかいけない場面が多かったこともあり、早く1点が欲しいと思っていました。最近の試合では、相手のチャンスを前田がよく防いでくれていた分、僕たちフィールドプレーヤーの決定力不足は顕著に表れていました。ゴレイロを楽にさせてあげるためにも、攻撃面での課題は多いと思っています。
―試合終了間際ではチョンドンからの連続シュートで決めました！振り返っていかがでしょうか。
本当にあれはラッキーでした。笑
壁に当たった後の跳ね返りが良かったので決めることができました。
―伊藤選手のプレーについて、守備では脚を伸ばしコースを限定したり、攻撃でもボールをおさめたり、シュートしたりといつも前線での存在感を見せつけてくれました！伊藤選手はどんなプレーが好きなのでしょうか。
シュートも好きですが、もともとサッカーでは中盤をやっていたこともあり、パスの方が好きですね。でも、自分のポジション的にも、パスだけではいけないと思うので、もっと貪欲にシュートを狙っていかなければいけないと考えています。
―連勝スタートから始まったシーズンでしたが終わってみれば勝ち点16を積み上げました！今シーズンのROWDY FUTSAL CLUBについて、一言お願いします！
初の1部ということで、挑戦のシーズンでしたが、開幕から連勝できたのは正直出来過ぎで、自分たちの未熟さを痛感したシーズンになりました。
来期に向けて課題は山積みなので、個人としてもチームとしてもレベルアップをしなければいけないと思います。
―ありがとうございます！
謙虚なインタビューの受け答えとは対照的にピッチでは存在感がある伊藤選手。ボールをおさめて落とすだけでなくシュートも狙う姿勢も忘れない彼のパフォーマンスは相手チームにとって警戒に値する。間違いなくROWDY躍進の立役者の一人だ。