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少年サッカーの試合などで、負けが続くと子供達が自信を失いサッカーが好きでいられなくなると言う言葉を聞く。
指導者も保護者も負けでばかりいると、勝てない事への不満や不安が溜まり、勝敗に一喜一憂してしまいそんな言葉が発せられるのだろう。
実際に子供達が不安を抱くのは、負けた事よりも、そういった大人達のネガティブな言葉や姿であり、勝敗だけに拘る大人像に問題がある。

子供達は試合の結果だけでサッカーが嫌いになる訳ではない筈だ。
たとえ負けが続いても、内容を観て良かった所を褒め、足りなかった所をこれからどうして学ぶかを説明し、結果よりそうなった原因と今後どうするかのプロセスが大事だ・・と言う原因と結果の法則を学ばせたい。
勝敗は時の運もある・・勝負事に絶対はない。
格下の相手ならば勝てるだろうし、格上の相手ならば苦戦は必死だ。
勝っても負けても、その結果に至ったプロセス(練習内容や姿勢)が大事であり、プロセスが薄いと結果は付いてこない事を学ばせたい。

試合に負けた時に指導者はポジティブにこう言うんだ・・
今日出来なかった事は、もっと練習して次に出来るようにしよう。
上手く出来た事はもっと上手く出来るようになろう・・と。
どんな時でも、苦労を避けてはならない、前向きに、ひた向きに、コツコツと人より考え汗を流して歩むことに価値があるんだと。
そんなプロセスを学ぶことが大切なのだ。