小学生の頃、将来の夢・・と題して、卒業文集などに書いた記憶が誰しも有ると思う。
野球選手、サッカー選手、歌手、先生、パイロット、医者、社長・・夢は膨らんだもの。

歳を重ねるごとに、現実と夢へのギャップを感じて、夢がいつしか遠ざかっていく。
そんな経験を誰しも想い出として持っている。

人生は多くの選択肢がある。

その選択肢は幼い頃の夢に始まり、やがて幾度もの体験から歳を重ねるごとに絞られて行く。
体験は自分の経験値を磨き、選択肢の可能性を広げる。
故に、少年少女時代から家にこもってただ時間を過ごすのではなく、積極的に何でもチャレンジすることだ。
何かに向かうという行為を、先ずはやってみることだ。
そして、やる、やらないというのは他人が決めるのではなく、自分で考え、自分で決めるべきだ。

しかし・・・

自分で判断して取りかかったとしても、上手くいかないことに幾度となく出遭う。
その時にも、どうするかは自分の判断で決めて行きたいが、どうしても迷う場面に出遭う。
そんな時は、信頼出来る大人に相談して道筋を立てるのだ。
道筋を立てたなら迷わず実行だ。

15歳になる迄に・・・

成長期に出遭う幾つかの選択肢を一つ一つ自分で考え判断出来るようにして、15歳の人生の節目に決意しスタートさせる。
そこへ向かう10歳からのゴールデンエイジの年代に、自分の事は自分で決める習慣を育ませたいものだ。
この時親が出来る事は、せいぜい環境を与えることくらい。
あれして、これしての手練手管(テレンテクダ)は要らぬお節介になる。

20歳の自覚・・・

15歳で立志して、内容の有る5年を過ごして迎える20歳の節目に自覚(決意)し自立することは・・

大人として認められ、誰のせいにも出来ない責任が持たされる人生の節目。
親の手助けから卒業し、自分自信で世の中に向かい、必要な人材になるべく思考し行動する事は勿論で、周囲に思いやりを持って接する人と成る事を基本とすること。

やがて来る自分の未来は、次は自分が親となる為の生き方を磨き学ぶこと。
運命は他人にコントロールされるのではなく、自分自身でコントロールして行くものだから。 

今、その時を頑張れ青少年少女たち・・。


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ドラッカーの言葉から

無数の選択肢を前にした若者が答えるべき問題は、正確には、何をしたらよいかではなく、自分を使って何をしたいかである。
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